子どもがスマホやゲームばかりしていると、勉強面や生活面が心配になりますよね。
ただ現実問題として、子どものスマホ依存は、親の声かけや接し方が間違っていることにより起こることも多いです。
でも、大丈夫です。きちんとした対応に変えることで、子どもの状況は必ず改善します。
そこで今回は、先日行った「スマホゲーム依存解決勉強会」の様子を紹介しつつ、ここでお伝えしたスマホ依存の改善ステップを一部お伝えしましょう。
間違った対応を続けると、問題が悪化します。昼夜逆転やひどい反抗になって手が付けられなくなることもあるため、早めに対応しましょう。
目次
スマホゲーム依存解決勉強会2024の様子
スマホゲーム依存解決勉強会ですが、今年度は2024年10月6日にオンラインで開催しました。ありがたいことに、常時100名以上が参加してくださいました。
勉強会終了後に参加者に行ったアンケートも、100点満点中、100点の方が31名、90点が24名、80点が15名、70点以下が10名(1点は四捨五入で計算)という形で、非常に温かい評価を受けることができました。
実際にいただいた意見の一部を紹介すると、
今まで、ルールを何回も決めてきたが、ルールを決めた後の対応の仕方について、理解ができました。
今までの自分の対応は、子供に対して強制だったと思いました。そして、インプットばかりだったセミナージプシーでしたが、アウトプットと大切さを感じました。
まずはこどもとの関係の改善が必要というのは、メルマガなどで理解していたつもりでしたが、具体的な実践方法がわかったので、実践はできていなかったな、、とわかった。息子2人ですが、女子トークがんばります。
本日の講座を受講して、できている事とできてていない事が確認できました。中でも、子どもの話に共感するところまではできていましたが、その先に進めていませんでしたので、今回の講座で教えていただいた方法が勉強になりました。
といったような、お声をたくさんいただきました。もちろん、改善に関するお声もいただきました。
少し早口で聞き取りにくいところがあった
勉強会の曜日、時間の選択ができるといい。
などです。こういったお声はしっかりと受け止めて、今後の勉強会を開催するときの参考にしていこうと思います。
子どもがスマホ依存になる理由
では、ここからは勉強会でお話しした内容の一部を紹介しましす。そもそも、なぜ子どもはスマホ依存になるのでしょうか。理由は、主に3つあります。1つ目の理由は、「愛情バロメータが低いから」です。
親子関係が悪化すると、家庭の雰囲気が悪くなります。すると子どもは、部屋に引きこもってスマホやゲームに逃げてしまうのです。
2つ目は「他の楽しみがないから」です。スマホやゲーム以外の楽しみがないと、仕方なくだらだらとやってしまいます。
3つ目は「自律性が低いから」です。スマホやゲームには、依存性があります。そのため、やめなきゃいけないとわかっていてもやめられない状態になってしまうのです。
スマホゲーム依存を解決する方法
次に、スマホ依存を解決するには、どのようなアプローチをすればいいのでしょうか。
まずは「愛情バロメータUP」です。子どもが求めることをできる限りしてあげて、嫌がることはやめましょう。
こうすることで愛情バロメータが上がり、良好な親子関係ができます。リビングに出てきて会話をするなど、家族で団らんができるようになるでしょう。
次に「他の楽しみを作る」ことです。スマホやゲーム以外の活動に関心を持てるように、声をかけましょう。一時的でもスマホやゲームから離れる習慣を作ることが大切です。
最後に「自律性を養う」です。スマホやゲームの使用時間を決め、それを守る練習をさせましょう。この3ステップを行うことで、スマホ時間を減らすことができます。
勉強に対する動機づけ方法
スマホやゲームの時間が減っても、子どもは勝手に勉強するわけではありません。
勉強に向かわせるためには、子どもが勉強したいと思えるような「動機づけ」が必要です。
具体的には、子どもが心の底から行きたいと思える進路を決めたり(アクティブ進路決め)、目標に対してごほうびをつくったりする方法(ごほうび作戦)がおすすめです。
ここまでしてはじめて、スマホ時間を減らして勉強させることができます。まずは、愛情バロメータUPから行っていきましょう。
なお、スマホゲーム依存解決勉強会は、1年に一度しか行いません。次回行うのは、早くても1年後です。
「参加したかったけどできなかった」という場合、現在はアーカイブ形式で参加できるようにしてあります。
もし興味があれば、以下のページから詳細をご確認いただけますと幸いです。
>>スマホゲーム依存解決勉強会アーカイブ
明日ですが、「ランクを下げて受験するのはあり?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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