先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
現在不登校ですが、頑張って午後から登校しています。ただ、習い事の卓球には夜からは行きたいと言うので行かせてもいいのでしょうか?
そこには、学校の友達もいるので、トラブルにならないか不安です。
「学校に行っていないのに、習い事にだけ行きたい」という場合、親としてどのように対応をしたら良いか悩むと思います。
安心してください。1つの考え方と、1つのサポートを行うということだけ頭に入れておけば、今後対応に迷うことはなくなります。
今お子さんが不登校で悩んでいる場合、参考にしてみてください。
学校に行かないのに、習い事に行くのはダメというのは間違い
最初に大事な考え方をお伝えします。今回の相談者の方は違うと思うのですが、たまに以下のような考え方をされる方がいます。
「学校に行っていないのに、習い事や遊びだけするのはおかしい。習い事をしたいなら、まずは学校に行けるようになってからだ」と。
この考え方は、条件付けの愛なので、ますます不登校を悪化させます。不登校を解決するカギは、無条件の愛で接することです。
不登校であっても、やりたいことはとことんやらせる。これが、最も大事な考え方になります。
友達とのトラブルが起こらないようにサポートする
学校に行っていない子が部活や習い事に参加すると、トラブルが起こることがあります。きちんと登校している子から、
「あいつ学校来てないのに、部活だけ来てるよ。ずるい」と陰口をたたかれることです。不登校の子がこういった言葉を耳にすると、部活や習い事も行きたくなくなります。
その結果、完全な引きこもりになる恐れがあります。そこで、上記のような状態にならないように、親がサポートすることが大事です。
顧問やコーチにトラブルが起こらないように声をかけてもらう
では、どういったサポートをすればよいのか?一番大事なのは、顧問やコーチに状況を伝えておくことです。
「うちの子は今不登校気味で、学校も午後からしか行けません。この状態でクラブに参加すると、友達から陰口を叩かれる可能性があるので、他の子に説明してもらえませんか?」と。
理解のある顧問やコーチであれば、その子が上手に他の子たちとなじめるように、他の子どもたちに説明してくれるはずです。
参考までに、理解がない方だと「学校に行っていないのにクラブに来るのは良くない」と言われます。 そういった考えの顧問だと、先生から子どもに冷たい言葉をかけてしまう可能性があるので注意です。
本日のまとめ
学校には行けていないけど、クラブや部活だけ行きたいと子どもが言い出したら、不登校解決が近づいている証拠です。
好きなことをきっかけに外に出る機会を増やし、少しずつ学校にも行けるようにサポートしましょう。
トラブルなく参加できるように、親がサポートすることで、いずれ学校も頑張れるようになるはずです。
間違っても「学校に行けていないのにクラブだけ行くのはダメだ」とは言わないようにしてくださいね。
明日ですが、「合格率が上がる高校受験課題作文の書き方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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