学校が怖い子どもに親ができること

ふさぎこむ中学生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中1の娘ですが、半年以上学校に行けていません。転校の話をしても「学校が怖い」と言って、嫌がります。

別室登校を促しても、拒否します。同級生を見るのが怖いようです。

不登校には、色々な理由があります。その中で「学校が怖い」と感じている子どももいるでしょう。

この場合、必要なステップを踏んで改善していくことができます。最終的に学校にも行けるようになるはずです。

恐怖を感じるポイントをチェック

チェックする

「学校が怖い」と話してくれているということは、ある程度は親子で会話ができる関係だと思います。

そこで、なぜ学校が怖いのかを子どもに聞いていきましょう。理由がわかれば、対策ができるからです。

たとえば「友達」が怖い場合はクラスを変える、「学年全体」が怖い場合は転校する、「人」が怖いなら人が少ない学校(フリースクールなど)を選ぶなどです。

友達、クラスメイト、学年全体、学校全体、異性、人間そのもの、まずはどこに恐怖を感じるかを知りましょう。

まずは愛情バロメータUP

愛情

原因探しと並行して、愛情バロメータを上げることも大切です。親子関係が良くなれば、子どもが行動するエネルギーがたまっていくからです。

家の中で楽しく過ごすことができるようになれば、いずれ外への興味が出てきます。

愛情バロメータを上げて、学校には行けなくても、自分の好きなところになら行ける状態をつくりましょう。

ワンランク下げた人間関係で練習

動物園

好きなところに行ける状態になれば、そこで他人と触れ合うことができます。

たとえば動物好きなら動物園やペットショップなどで、他の客や飼育員(店員)と話したりすることもできるでしょう。

家族以外の人との関わりを増やしていくことで、人間が怖いという思いを徐々に克服することができるはずです。

慣れてきたら徐々に幅を広げて、フリースクールで同年代の子と関わっていくのもいいでしょう。大切なのは、段階を踏んでいくということです。

一気に教室に戻すのではなく、人と関わる機会を増やして、学校が怖いという気持ちを克服していきましょう。

本日のまとめ

親子

「学校が怖い」という子どもには、理由を聞いて、愛情バロメータを上げることが大切です。

エネルギーがたまってきたら、子どもの好きなところに出かけてみましょう。

そこで他人を見たり会話をしたりすることで、徐々に人への恐怖心を克服していきます。段階を踏んで、改善することが大切です。

明日ですが、「過干渉で育った子供の悲惨な人生」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!学校が怖い子どもに親ができること

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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