先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
学校に行きたくないと休み始めたところに、コロナでクラス閉鎖。閉鎖明けに一度登校したが、自主休校してる子が多く自分も休むと休んでます。
突然明日は行くと言いだしたが、結局朝になると渋りなかなかいけません。愛情バロメータをあげるよう意識してますが、ほかにできることは何かありますでしょうか?
コロナをきっかけに不登校になっている子って、非常に多いです。「明日は行く」と言いながら当日になると行けない子も、少なくありません。
このときに親が理解すべき子どもの心理と、サポート方法をお伝えします。
ここでお伝えする3つのことができていれば、不登校は早いタイミングで解決できます。学校生活を楽しく送ることができるはずです。
朝になると行けなくなる子の心理
「明日は行く」と言っていたのに行けない場合、子どもは心が疲れていて身体も動かないという状態であることが多いです。
行かないといけないと思っている、行きたくても行けない、こんな状況です。
このときに「頑張って行きなさい」と言って、無理に行かせようとしてはいけません。
子どもは「なんで私の気持ちをわかってくれないの?」と、親への信頼をなくすことにつながるからです。
親ができる3つのこと
心も身体も疲れている子に、親ができることは3つあります。1つ目は、「気持ちの理解と吐き出し」です。
「昨日の夜行こうと思っただけでもすごいよ。今日は一緒にゆっくり休もう」と、子どもの気持ちを理解して、心の疲れをとってあげましょう。
人は、悩みや不安を誰かに打ち明けることで気持ちも前向きになれるからです。2つ目は、「家から出るきっかけ作り」です。
子どもの気持ちが前向きになったら、外に服を買いに行ったり、外で食事をしたりするのもいいでしょう。
家に引きこもってばかりいると、気持ちがふさぎ込んでしまい、体力も落ちてきてしまうからです。
3つ目は、「行きたくない原因を解決」です。上記の2つをやっても行けない場合、何かしら行きたくない理由が何かあるはずです。
行きたくない原因がある場合、先生と連携したり、フリースクールからステップを踏んだりなど、対策することができます。
愛情バロメータを上げてエネルギーUP
子どもにとって学校は、ストレスのたまる場でもあります。頑張って元気に行くためには、心のエネルギーが必要です。
そのためには上記の3つに加え、私が日頃からお伝えしている「愛情バロメータ」を上げましょう。
子どもの求めていることをやってあげることで、子どもは親からの愛情を受け取ってくれます。
その結果、心のエネルギーがたまり、学校に行くことができるようになるはずです。
本日のまとめ
不登校の子どもに親ができることは、気持ちを理解して不安を吐き出させること、家から出るきっかけを与えること、行きたくない原因を解決することです。
愛情バロメータを高めることと並行してやっていただければ、不登校は短期間で解決できるでしょう。
明日ですが、「自ら勉強する子になった成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校の子に親ができる3つのこと
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