不登校には、いい不登校と悪い不登校があります。もし今、お子さんが学校に行けていない状態でも、いい不登校ならまったく問題ありません。
今回は、いい不登校と悪い不登校の見分け方と事例、さらに、悪い不登校だった場合の解決法をお伝えします。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
不登校には2種類ある
いい不登校は「学校にこだわる必要がないから行っていない状態」です。たとえば、もし将棋で有名な藤井聡太君が学校に行っていなかったとしたら、どうでしょうか。
行きたいけど行けないというよりは、将棋の練習がしたいから学校に行っていないということになりますよね(藤井聡太君が学校に行っているかどうかは、わかりません)。
また、少し前に引退された安室奈美恵さんも、高校に行かずダンススクールに通われました。これも、学校に行けなかったのではなく、夢を叶えるため選択をしただけです。
このように、学校に行く必要がないから行っていない場合、全く問題ありません。一方、学校に行きたいけど行けない状態は問題です。
学校でのトラブルや愛情バロメータの低下、過去のトラウマなどが原因かもしれません。この場合は、早めに解決していく必要があります。
いい不登校と悪い不登校の見分け方
お子さんが学校に行けていない場合、いい不登校か悪い不登校かをどのように見分ければいいのでしょうか。1つ目は、愛情バロメータです。
夢に向かって頑張っているなら、間違いなく愛情バロメータが高い状態と言えます。そうでないと、夢に向かって頑張ろうという気持ちが出てこないからです。
2つ目は、子どもの普段の行動です。夢に向かって前進しているなら、いい不登校なので問題ありません。ダラダラとゲームをしていたりと無気力状態なら、悪い不登校です。
私の経験上、一般的にはいい不登校は全体の1%で、残りの99%は悪い不登校です。ただ、私のメルマガ読者さんの場合、10%くらいはいい不登校な気がします。
悪い不登校であっても、これからお伝えする方法を行えば解決できるので大丈夫です。
悪い不登校の解決3ステップ
まずは愛情バロメータを上げましょう。愛情バロメータが高くなると、行動しようというエネルギーが出てくるからです。
それによって、学校に行けるようになります。愛情バロメータの上げ方については、私の「思春期の子育て講座」を参考にしてただければ幸いです。
>>思春期の子育て講座
次には、行けない理由をなくすことです。学校でのトラブルが原因なら、それを解決しましょう。転校して再スタートを切るのもOKです。
最後に、登校までの階段を小さくしましょう。教室に入れないなら、まずはカウンセリング登校でも構いません。午前中だけ登校するなど、ステップを小さくしてなれさせていきましょう。
本日のまとめ
夢を叶えるために学校に行っていないのは、いい不登校です。一方、愛情バロメータが低かったり過去のトラウマが原因で学校に行けないのは、悪い不登校といえます。
後者の場合、愛情バロメータを上げること、行けない理由をなくすこと、学校へ行くハードルを低くすることで解決できます。転校や進学で再スタートを切るのもOKです。
明日ですが、「授業中寝ない方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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