不登校は、誰でもなる可能性があります。原因はいろいろあるのですが、家庭が原因になっているケースも多いです。
この記事では、特に子どもが不登校になりやすい家庭の特徴を紹介しましょう。
紹介する特徴のような家庭にならなければ、子どもは不登校になりにくくなります。今学校に行けていない場合も、解決につながるはずです。
子どもが不登校になるメカニズム
最初に、子どもが不登校になるメカニズムを紹介しましょう。通常子どもは、学校に行くとストレスを溜めます。
学校は社会なので、他の子や先生などとの人間関係があるからです。また、校則などのルールもストレスになります。
このように学校で溜まったストレスを家庭で解消できれば、子どもは次の日も元気に学校に行くことができます。
しかし、家庭で上手く解消できなかったり、学校で受けるストレスが大きすぎて解消が難しくなったりすると、心が苦しくなります。
いずれ、朝起きられなくなり、不登校になってしまうのです(発達障害や友達関係など、他のケースもあるので、これが全ての原因ではありません)。
家庭のルールが厳しいと、子どもが不登校になりやすい
つまり、学校のストレスを解消できない家庭だと、子どもは不登校になりやすいのです。では、どうういった家庭だと、子どもはストレスを解消できなくなるのでしょうか。
よくあるのが、ルールの厳しい家庭です。たとえば、スマホを使っていい時間や、ゲームをしていい時間などの家庭のルールは必ずあるでしょう。
こういったルールは、子どもが成長するうえで必要です。ただ、ルールが厳しすぎたり多すぎたりすると危険でしょう。
ストレスが解消出来るどころか、逆にストレスがたまるようになってしまうからです。
保護者全員子どもの話を聞く余裕がない
学校でのストレスが多すぎる場合も、不登校になりやすいとお伝えしました。では、子どもはどういったことにストレスを感じるのでしょうか。
よくあるのは、友達関係のトラブル、勉強についていけない、学校のルールや仕組みが合わないなどです。
つまり、そういった変化があったとき、すぐに対応することが、不登校を予防するうえで重要になります。では、どういった家庭だと、対応が遅くなるのでしょうか。
答えは、保護者が子どもの話を聞く余裕がない場合です。最近は共働きの家庭が多く、帰宅が遅いことも多いでしょう。
ただ、子どもの話を聞く余裕がないと、学校で問題が起きていてもすぐに対応ができません。不登校になってから気づくこともあるので、注意しましょう。
本日のまとめ
子どもが不登校にならないようにするには、家庭がストレス解消の場として、きちんと機能していることが重要です。
あまり厳しい家庭のルールは作らず、できるだけ子どもと会話をする時間を作ることで、子どもが不登校になるのを予防できます。
明日ですが、「友達関係がうまくいかない原因と改善策」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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