年末で忙しい時期になりました。
この時期にメルマガを
読んでくださるあなたは、
本当に教育熱がある方だと思います。
そこで本日は、
少しマニアックな
日本の教育の歴史についてお伝えします。
歴史を理解すると、
今後お子さんをどういった道に
進めていくのがベストなのか
見えてきます。
義務教育が始まったのは今から150年前
今の学校のような、
義務教育が始まったのは、
1800年代後半です。
今からちょうど150年ほど前です。
この時の日本は、
どういった時代だったのか。
イギリスで産業革命が始まり、
富岡製糸場ができた時代です。
まさに、
みんなで同じことをして、
効率よく物を作る時代です。
ではこの時代に求められる人材は、
どういった人材か想像できますか?
あなたが工場のトップになったと
想像してみてください。
答えは、
「言われたことを手を抜かず
黙々とこなすことができる人」です。
日本の教育の目的は国の繁栄です。
上記の人材をたくさん育てることが
日本の繁栄につながるのです。
そこで日本の学校では、
- 先生の言うことをしっかり聞く
- 言われたことはきちんと行う
- 集団の輪を乱さない
ように教育しました。
これが今の学校教育です。
日本は世界のトップに成長
この教育方針は成功しました。
なぜなら今日本は、
世界でもトップレベルに、
- 安全
- 経済的に豊か
- 就職率が高い
国になったからです。
だから当時の日本の政治家の方は、
世界でもトップレベルに素晴らしい
方たちだと思います。
ただ最近、
時代が少しずつ変化しています。
昔のようにみんなが同じ行動をして、
同じものを大量に効率よく作るだけでは、
繁栄できなくなってしまったのです。
この理由は、
社会の教科書にも書いてあるように、
- 東南アジアの安い労働力
- ロボット化
などによるものです。
つまり今後日本が繁栄を
続けていくための
境目に来ていると思います。
学習の記録から行動の記録主義へ変化
では次の時代、
どういった能力が、
求められるのでしょうか?
今までは、
通知表の「学習の記録」
というところに書かれていた
9教科の評定が大事でした。
なぜなら、
- 先生の言うことをしっかり聞く
- 言われたことはきちんと行う
- 集団の輪を乱さない
とテストの点数が上がるので、
評定が良くなるからです。
この傾向は
あと10年ほど続くと思います。
ただそれ以降は、
学習の記録よりも、
行動の記録の方が、
重宝される時代になると思います。
行動の記録というのは、
通知表の後ろの方に小さく載っている
- 基本的な生活習慣
- 健康体力の向上
- 勤労奉仕
ここにたくさん〇がついていたり、
この中の一つの分野でずば抜けた
実力がある人間が重宝される時代に
なると思っています。
本日のまとめ
日本の教育の歴史を見ると、
今なぜ9教科の評定が、
重視されるかがわかると思います。
今まで150年間は、
ここが大事だったのですが、
これから少しずつ時代が変わります。
そのために見るべき点は、
通知表の「行動の記録」です。
ここを見てお子さんがどういった
分野で力があるのか見てあげてください。
そしてその分野を、
伸ばしてあげるようにしてください。
20年後振り返ったとき、
きっと幸せな人生を歩むことが
できるようになると思います。
明日ですが、
「5教科合計56点UPした成果報告」
というお話をします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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