子どもが思い通りにいかないとすぐにカッとなったり、物に当たっていたりすると、将来が不安になりますよね。
もちろん、性格や気質による部分もあります。ただ、環境によって左右される部分もかなり大きいのです。
ここでは、子どもがキレやすくなってしまう家庭の特徴を3つご紹介します。
この3つに気をつけて子どもと向き合っていけば、無駄にぶつかることもなくなり、子育てが楽になるはずです。
1.ルールが多すぎる
1つ目は「ルールが多すぎる家庭」です。勉強や生活面など、さまざまなルールを決めている家庭は多いでしょう。
もちろん、家族みんなが過ごしやすくするために、ある程度のルールは必要です。ただし、あまり多いと逆効果になってしまいます。
ルールに縛られすぎると、常にイライラした状態になってしまうからです。続ければ爆発して、キレることに繋がってしまうでしょう。
ルールをつくる場合は数を少なくするか、破った場合の注意の仕方に気をつけることが大切です。
2.夫婦関係が悪い
2つ目は「夫婦関係が悪い家庭」です。親同士の仲が悪く、よく言い合いをしているような環境では、家庭の空気を悪くします。
子どもは、そのような空気に非常に敏感です。イライラとした空気の中で暮らしていると、だんだん子どももイライラして、キレやすくなってしまいます。
悪い空気が家庭内に充満しないように、まずは夫婦で話し合いましょう。少なくとも、子どもの前では言い争いをしないことが大切です。
イライラとした空気が家庭内からなくなれば、子どももイライラする頻度は減っていくでしょう。
3.家がモデルルームのようなきれいさ
3つ目は「度を超えてキレイな家庭」です。これだけ聞くと「どこが悪いの?」と思われるかもしれません。
しかし、モデルルームのようにきれいな空間では、家庭の居心地の良さのようなものが感じにくくなってしまいます。
子どもにとって、家はくつろぐことができる場所です。学校でたまったストレスが家庭でも解消できないと、キレやすくなるでしょう。
もちろん、子どもがきれい好きでリラックスできているなら問題ありません。そうでないなら、少し気を抜けて安心できる空間にしましょう。
本日のまとめ
子どもがキレるのは、単に反抗期だからというだけではありません。家庭環境が左右している部分も、多いにあります。
子どもにとってストレスがたまらない、ストレスを発散できる家庭にしましょう。それだけで、落ち着くはずです。
明日ですが、「親が一緒に勉強するのはいい?悪い?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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