思春期の子どもたちは、保健室が大好きです。私も中学生のころは、休み時間に遊びに行っていました。
養護教諭は本当にやさしい先生ばかりなので、保健室は学校の中でも人気の場所です。ただ一つ思春期の子どもがいるお父様お母様に、理解していただきたいことがあります。
実は保健室に行く子には、2種類いるということです。もしお子さんが保健室が好きなら、どちらのパターンかを理解することが大事なのです。
保健室に通う子の2つのパターン
保健室に通う子には2つのパターンがあります。一つは中学生時代の私のような、遊びに行くパターンです。
たまに養護教諭に会いに行って、「先生元気?」と声をかける感じです。こういった子は遊びに行く感覚なので、先生と深い話はしません。
怪我をした時と体調が悪い時と、たまに挨拶をするときしか行かないのです。もう一つは、話を聞いてもらいに行くパターンです。
学校や家庭での悩みを相談しに行きます。こういった子は、休み時間よりも授業中を選んで、保健室に行きます。保健室に遊びにくる子がいる時間帯は、避けたいからです。
後者のパターンになっていたら危険
もしお子さんが、
- 話を聞いてもらいに行く
- 授業中や放課後に保健室に行く
人間は誰でも、生きているだけで心が疲れます。その疲れを唯一癒すことができるのは家庭です。
家庭でお父様やお母様に、話を聞いてもらうときに、心が癒されるのです。保健室にわざわざ行く子は、家庭で話を聞いてもらえていないため、癒しを求めて養護教諭と話をしているのです。
仕事や家事に追われていないかをチェック
この場合やっていただきたいことは、自分の時間を見直すことです。私たち日本人は、世界でもトップレベルに忙しい生活を送っています。
あなたも毎日仕事や家事などに追われていると思います。ただ仕事や家事に追われすぎると、子どもは「お母さんに話しかけたら悪い」と思うようになります。
すると自宅では良い子を演じ、学校で養護教諭に話を聞いてもらうという流れになります。これはまずいです。
何とか時間を調整してでも、子どもが話しかけやすい雰囲気を作り、心の疲れをいやしてあげてください。
参考までに、養護教諭の仕事量は非常に多いのですが、わざと暇を演じています。そうしないと子どもが話しかけてこないからです。この方法をまねすると良いです。
本日のまとめ
個人懇談などで先生から、「保健室にちょこちょこ通っているようです」と言われたら少し注意してください。
自宅にいるときは良い子でも、実は愛情バロメータが下がっている可能性があります。このまま放っておくと、どこかのタイミングで不登校になる可能性があります。
そうなってからでは遅いので、早めに対応していくと良いです。思春期の子育てメール講座も役に立つと思うので、一度参考にしてみてくださいね。
>>思春期の子育てメール講座
明日ですが、「チャイム着席ができない子の対応法」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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