先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
親子関係をよくする為に、子供との共通点を増やすべく喜ぶ所へ連れて行きたいのですが最近は新型ウイルスの影響で思うように出掛けられません。
子供が好きな漫画があります。進撃の巨人です。USJは閉園していてイベントに行けません。こんな状況の中で愛情バロメーターをあげる方法って何がありますか?
外出がしづらい状況で、愛情バロメータを上げることは難しいのでは?と感じているお父さんお母さんもいらっしゃると思います。
新型コロナウイルス以外でも、冬になれば毎年インフルエンザが流行したり、地震などの災害、その他の事情で出掛けられないときもあるでしょう。
実は、愛情バロメータは自宅でも簡単に上げることができます。そこで今回は、自宅でできる愛情バロメータUPテクニックをお伝えします。
今回の内容を理解していただければ、外出できないことに悩む必要はなくなるので、参考にしていただければ幸いです。
愛情バロメータを上げる基本
まずは、基本の部分をおさらいしておきましょう。愛情バロメータとは、「子どもがどれだけ親の愛情を受け取っているか」を表した数値のことです。
愛情バロメータを上げるとき、もっとも簡単な方法は、子どもの要求を聞いてあげることです。子どもから何かお願いをされたとき、応えてあげることができれば、子どもは親の愛情を感じるからです。
子どもに接する場所が、自宅、外、どちらであってもこの基本を押さえれば、愛情バロメータはありがります。
なお、今回の相談者さんの場合、お子さんがUSJに行きたいと言っています。これが要求ですよね。ただ、このご時世だとなかなか外出はしづらいと思います。
そこで、どうすればUSJに連れていけるかではなく、どうすれば子どもの要求に応えることができるのかを考えることが大事になります。
自宅でできるテクニック
ここで大事なのは、子どもの要求は1つではないと考えることです。今回の相談者さんの場合、USJに連れて行けなくても他の要求に応えることができるはずです。
たとえば、どんな子でも必ず持っている「おいしいものを食べたい」という要求に応えればいいのです。子どもの好きなおかずを作るなら、自宅でもできますよね。
それ以外にも、気持ちを理解してあげることも愛情バロメータUPにつながります。今回の相談者さんなら、進撃の巨人の漫画を一緒に読んであげると良いでしょう。
好きな漫画を一緒に読めば、子どもの気持ちを理解しやすくなります。子どもとの会話に進撃の巨人の話を入れるだけで、愛情バロメータは簡単に上がります。
何を求めているかをチェック
愛情バロメータを上げるには、子どもが何を求めているかを理解する必要があります。すぐに分からなくても、日々子どもを観察していれば見えてきます。
たとえば、子どもに「部屋を片付けなさい」と言ったとき、子どもが「面倒くさい」と言ったとします。この言葉の裏には「代わりにやってくれたらいいのに」が隠されているかもしれません。
そこで「15分だけ時間あるから、その間で良ければ手伝おうか?」と言ってみましょう。この言葉に乗ってきたら、それを望んでいたということが分かります。
こういった感じで、日々子どもが何を望んでいるかを考えながら接してみましょう。お子さんだけが持っている、意外な要求が見えてくるかもしれません。
本日のまとめ
愛情バロメータは、自宅でも簡単に上げることができます。外出自粛が続いていますが、大事なことは「できない」ことではなく「できること」に目を向けることです。
子どもの要求は1つではありません。誰もが共通して持っているのは、おいしいものが食べたいという要求や自分が好きな話をしたいという要求に応えてみましょう。
また、子どもが何を望んでいるかを知るには、日々観察することです。些細な動作や言動から、子どもの望んでいることを見つけてみましょう。
明日ですが、「YouTube限定!自宅学習のやり方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!自宅でできる愛情バロメータUP法
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