先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
息子は部活で卓球をしてます。団体戦で、2年生で独り補欠、ペアの子は1年生と組みました。部員が少ないので、いずれペアも組めなくなると思います。
下手だからレギュラーになれなかったことは理解してますが、出られない屈辱感と劣等感の間で苦しいです。
部活を辞めるとは言いませんが、でも、そのうち辞めそうです。親としてどうすべきでしょうか?
お子さんが部活を頑張っているのに、実力差で試合に出られないと、親としても悲しいですよね。
そこで本日は、子どもだけレギュラーになれなかった場合のサポート方法をお伝えします。
お子さんが挫折経験をすることは、部活以外でも考えられます。こういったときに、今回のサポート方法を実践してみてください。
心が楽になるので、挫折を乗り越えられるはずです。
試合に出たいかどうかをチェック
最初に考えてほしいのは、「そもそも子どもは、試合に出たいのかどうか」です。
部活に行くこと自体が楽しいため、試合に出たいという気持ちが強くない子もいます。
お子さんがこういったタイプであれば、気にしなくて大丈夫です。
「部活は楽しむ場所。みんなを応援するのも大切な役割だよ」と伝えてあげましょう。
試合に出たいのに出られないなら?
試合に出たいのに出られなかった場合、子どもはつらい気持ちでしょう。このとき、次の2つのサポ-トをしてあげてください。
1つ目は、実力をつけさせることです。スクールに入れたり、自主練に付き合ったりして、レベルUPさせましょう。
これをしても、絶対に試合に出られるという保証はありません。ただ実力をつければ、試合に出られる確率は上がります。
2つ目は、励まして努力をほめることです。「今回は残念だったけど、努力してるのはすごいよ。先生もわかってくれてるから、次頑張ろうね」
このように励ましましょう。努力している姿をほめることで、気持ちも楽になります。つらい気持ちに追い打ちをかけて、責めることのないようにしましょう。
部活を続ける3つのメリット
試合に出られないことがきっかけで、部活が嫌になってしまう子もいます。
子どもがやめたいと言うなら、無理に続けさせる必要はありません。ただし、レギュラーになれなかったとしても、
- かけがえのない仲間ができる
- やり抜く力が身に付く
- 運動能力が伸びる
本日のまとめ
わが子だけ試合に出られなかった場合、子どもがそのことを気にしていなければ問題ありません。
何とかして試合に出たい場合は、スクールにいれたり自主練に付き合ってあげましょう。励ましてほめることも大切です。
明後日ですが、「テレビ依存症の子に親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!わが子だけ部活の試合に出られないときは?
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