先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
19歳の息子のゲーム依存について。昼夜逆転しオンラインゲームで夜中に大声をだし注意するとキレます。
高校も辞めて通信に変えたがなかなか理由を付けて行かない。挙げ句のはてにタバコを私を脅して買わせてきます。旦那は見て見ぬふり。
自分で条件出して最後、最後だからと言って買わせます。息子に恐怖を感じ、毎日家に帰るのもイヤです。どうしたらよいでしょうか。
お子さんが高校生にもなれば、体も大きくなると思います。特に男の子だと「暴れたとき手がつけられない」「怖い」と思ってしまうお母さんも多いでしょう。
そこで今回は、子どもが怖いとき、どのように対応していけば良いかをお伝えします。同じような悩みがある場合、この方法ですぐに解消できるでしょう。
その結果、今よりもっとコミュニケーションができる良好な親子関係を築けるようになるので、毎日の子育てが楽しくなるはずです。
愛情バロメータを上げれば解決できる
子どもがイライラしたり、暴れている場合、通常は愛情バロメータを上げれば解決できます。しかし、その方法が使えるのはせいぜい中学生までです。
なぜなら子どもが高校生以上になると、子どもへの恐怖心大きくなるからです。今回の相談者さんも、このケースだと思います。
親がどれだけ子どもの要求を聞いたり、過干渉をやめるなどの対応をしても、それを行動に移すときに恐怖心が表情に出てしまうと子どもに伝わります。
すると、「俺のにビビッてんのか?」「変に気遣ってんじゃねーよ」と、子どもはさらに調子に乗ります。結果的に、愛情バロメータが上がらなくなってしまうのです。
家族の力を借りよう
では、この場合、どのように解決すればいいのでしょうか。おすすめの方法は、家族の力を借りることが大事です。お母さんが、子どもが暴れたとき怖くて対応できないなら、お父さんに丸投げしましょう。
お父さんなら、子どもが暴れても力で対応できるからです。もしお父さんが協力的ではなかったり、母子家庭だったりする場合は、親戚の力を借りるのも良いでしょう。
また、学校の先生を頼ってみるのもありです。家族でなんとかできないのなら、外部の力を借りましょう。
母親が恐怖心を抑えながら、一人で無理して子どもの対応をし続ける必要はありません。
家族、親戚、学校が非協力的の時は?
もし、家族、親戚、学校、全てが非協力的なときは、第三者機関に頼りましょう。
第三者機関と言っても2つあります。1つは行政、もう1つは民間です。行政は、国や都道府県のことで、市役所に相談に行く形になります。
無料で相談に乗ってくれるメリットがある一方、義務教育の範囲内である中学生までしかサポートしてくれないところもあります。
この場合は、民間の機関に相談するのがおすすめです。たとえば、全寮制フリースクールなどです。
こういった機関にに3ヶ月ほど子どもを預ければ、親子ともに気持ちがリフレッシュします。いい形で、再スタートが切れるでしょう。
なお、全寮制フリースクールには、良いところもあれば悪質なところもあります。
そのため、最低でも3つくらいは自分の目で見てから、お願いするところを決めるようにしてください
本日のまとめ
子どもが高校生になって暴れると「怖い」と感じるお母さんは少なくありません。恐怖心が大きいと、愛情バロメータだけでは対応できないこともあります。
お母さんだけでどうにもならないなら、まずはお父さんに丸投げしましょう。次に、親戚、学校の先生に頼ってみましょう。それでもダメなら、第三者機関に頼ればいいです。
市役所に相談に行くか、民間の全寮制フリースクールがおすすめです。市役所だと中学生までしかサポートしてくれないことがあります。
一方、全寮制フリースクールは、悪質なところもあります。自分の目で見てから決めることが大切です。
一人で悩まず、第三者の力を借りて進めていきましょう。
明日ですが、「中学生向け!短時間睡眠はアリ?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!息子が怖い悩みの解決法
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