今の日本は核家族化が進んでいます。夫婦と子どもだけで暮らす形です。少し前までは二世帯家族が多かったです。
あなたのお父さんとお母さんも一緒に暮らすという形です。では子どもの成長を考えると、どちらの形態がよいのでしょうか?
実はある判断基準があります。この基準に沿って考えると、子どもが最も成長できる家族形態を作ることができると思います。
核家族と二世帯家族のメリットデメリット
どちらがおすすめなのかを考える前に、それぞれの家族のメリットとデメリットをお伝えします。
核家族の場合
核家族で暮らす一番大きなメリットは、「自由」ということです。夫婦で好きな家に住むことができますし、嫁姑問題も起こりません。一方デメリットは「責任が伴う」ということです。夫婦だけで暮らしているので、どんな問題が起きても基本的には夫婦で乗り越えなければなりません。
家を建てる時、二世帯住宅だとあなたのお父さんが、お金を出してくれることもあります。核家族の場合、こういった費用も全て自分たちでやり繰りしないといけません。
二世帯家族の場合
次に二世帯家族のメリットとデメリットをまとめます。二世帯家族のメリットは「親に頼れる」ということです。例えば夫婦共働きの場合、- 子どもの料理を作ってもらう
- 子どもの送り迎えをしてもらう
- 家の費用を少し負担してもらう
核家族:自由だが全て自分の責任
二世帯家族:親に頼れるが合わせないといけない部分もある
ということになります。
子どもにとってベストな環境はどっち?
では子育てをするうえで、ベストな環境はどちらでしょうか?答えは「家族によって異なる」です。例えばあなたのお父さんやお母さんが、
- 住宅費用の半分は出してあげるよ
- でも私たちの面倒は見なくていいからね
- 子どもの世話も必要なら手伝うけど口出しはしないからね
- 今まで育てたんだから今度は私たちの面倒を見なさい
- お金も1円も出しません。子どもが親の面倒を見るのは当然
- 子育てについてもあなたたちは未熟だから私に従いなさい
嫁姑問題が勃発する可能性も高いので、あなた自身がそのストレスを子どもにぶつけてしまう可能性も上がります。
あなたの最優先は子ども?それとも親?
道山先生は酷いですね。いくら気難しい親であっても、親を助けるのが子どもではないですか?
とあなたは思ったかもしれません。もしあなたがそう思うなら、一緒に暮らす方が向いていると思います。
ただ代償として、子どもが荒れる可能性は上がります。
うちの親と暮らすなんて絶対に無理そんなことしたら私は鬱になりそう。
と感じるなら核家族の方が合っています。ただ代償として、夫婦で責任を取らないといけません。私はどちらが良いという議論をするつもりはありません。
夫婦で相談して決めればよいと思います。一つだけ伝えられることがあるなら、自分、親、子ども、旦那、奥さん、仕事何を優先すべきかを明確にしておくべきということです。
全員が満たされるのが一番ですが、それはなかなか難しいです。もし揉めてしまったときに優先すべきものをあらかじめ決めておくことが大事だと思います。
本日のまとめ
核家族にするか二世帯家族にするかは、親として最も悩む部分だと思います。あなたにとって最も優先するのが子どもなら、お子さんの意思を尊重すると良いです。
おじいちゃんおばあちゃんのことが大好きで、一緒に住みたいと言っているなら、二世帯家族の方が上手くいくと思います。
あまり好きではなく、一緒に住むことに乗り気ではないなら、核家族の方が上手くいくと思います。
明日ですが、「引きこもりの対処法と支援方法」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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