先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
過干渉をやめて子供の話を聞くようにしようと思うのですが、やってみるとなかなかできず悪循環になってしまいます。どうしたら確実に早く自分が変わることができるでしょうか?
子どもの問題行動を解決するうえで、非常に大事なポイントの一つが、「過干渉を辞める」ことです。口で言うのは簡単ですが、いざ実践しようと思うと、なかなかできないのが現状です。
そこで本日は、過干渉を辞められる方法について解説します。意外なところに盲点があり、この部分が解決できると過干渉も解決できます。
目次
思春期の子育て講座でお伝えしている2つのポイント
実は過干渉を辞める方法については、思春期の子育て講座の3日目で解説しています。詳しくはこちらを読んでみてください。
>>思春期の子育てメール講座
この講座の中では2つの方法をお伝えしています。参考までにそのうちの一つが環境を変えることです。例えばあなたの周りにいるママ友が、
- とにかく子どもを勉強させないといけない
- 偏差値の高い高校に入れないと将来生き残れない
- 不登校とかありえない。無理にでも学校に行かせるべき
- 子どもが勉強したくないというなら無理にさせない
- 例え不登校でも私はうちの子を愛している
- 部活でレギュラーになれなくても他に良いところはある
自分を変える時、最初にすべきは所属する環境を変えることです。継続的に私の勉強会に参加される方の家庭は、9割以上の確率で明るくなります。
これは私が凄いのではなく、素晴らしい価値観を持ったお父様お母様と、お友達になれるからです。
過干渉になるのはストレスが原因
ダメだとわかっているにもかかわらず、子どもにガミガミ言ってしまう場合、もしかしたらあなた自身が、自分のストレスを解消できていない可能性があります。
私は教師時代、仕事で忙しくなり疲れがたまってくると、つい子どもに当たってしまうことがありました。後ですごく反省しました。
普段なら「そうだね。わかるよ」と共感してあげられる場面でも、疲れがたまっていると「それくらい自分でやりなさい」と子どもにぶつかってしまうのです。
どれだけ意識していても、自分自身が精神的に疲れていると、それを実践することができなくなるのです。
あなた自身のストレスを解消する3ステップ
そこでもしあなた自身が現在、何かストレスを感じて生活しているとしたら、以下の3つの方法でストレスを解消してみてください。
愚痴や悩みを全て聞いてもらう
- 旦那さんや奥さん
- お父さんやお母さん、
- ママ友やパパ友
- 学校の先生やスクールカウンセラー
昔の趣味を思い出しやってみる
過去にあなたがはまっていた趣味は何ですか?それをもう一度思い出し、1日仕事を休んで実践してみてください。夜だと子育てに迷惑をかけます。仕事を休むのであれば、家庭には迷惑が掛かりません。※もちろんあらかじめ仕事を進めて、会社に迷惑が掛からないように配慮はしてください。
大好きなものを気持ち悪くなるまで食べる
普段大好きなお酒や甘いものを我慢しているなら、週に1度くらいはチートデイを作り、思う存分食べたいものを食べてください。好きなものを好きなだけ食べれば、ストレスが解消されます。※デメリットとしては若干気持ち悪くなります。
本日のまとめ
つい過干渉になってしまうのは、あなただけが悪いわけではありません。ストレスを解消できていない環境にも原因があります。
周りに話を聞いてくれる人がいるなら、一度思う存分愚痴や悩みを聞いてもらってください。そういった人がいなければ、専門家にお金を払って聞いてもらっても良いと思います。
過干渉をやめることに焦点を当てるのではなく、ストレスを解消することに焦点を当てることが大事です。
明日ですが、「核家族と二世帯家族はどっちがおすすめ?」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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