本日のお話は、世間で言われていることとは真逆の内容です。もしかしたらあなたはこのお話を読むと「そんなはずがない!」「道山は頭がおかしい」と思われるかもしれません。
もし少しでも違和感を感じたら、無理に読む必要はありません。メルマガ、ブログ、LINEは楽しみながら読むものなので、それで気分を害してしまったら本末転倒だからです。
ただ少しでも納得できる部分があるなら、是非実践してみてください。すぐに結果が出るものではありませんが、10年後必ず実践してよかったと思っていただけると思います。
勉強が終わるまで遊びに行ったらダメ理論
私自身が子どものころ、父親や母親からよくこんなことを言われていました。「宿題が終わるまで遊びに行ってはダメですよ。」
小学生時代は私も素直だったので、学校から帰った後急いで宿題を終わらせて遊びに行っていました。※反抗期が始まった中学生からは、やりませんでしたが(笑)
この「勉強が終わるまで遊びに行ったらダメ理論」というのは、昔は正しかったです。なぜなら、昔は子どもは放っておいても遊びに行っていたからです。
目を離すとすぐに友達と外で野球をしたり、友達の家に遊びに行ってしまいました。だから「勉強が終わるまで遊びに行ったらダメ」と言ったら、急いで勉強を終わらせて遊びに行きました。
今の時代は違います。友達と遊ばすに、一人でスマホやゲームをするのが普通の時代です。この時代に同じことを言ったら、子どもは本当に遊びに行かなくなります。
遊んでいない子は勉強すべからず
ただでさえ子どもたち同士で遊ぶことが減っている時代です。こういった時代は、親が意識的に子どもが遊びに行くようにサポートする必要があります。
つまり「友達と遊ぶまで勉強したらダメ」くらいでちょうどよいのです。子どもというのは、同年代の子と遊ぶ中で心を成長させます。
例えば「野球」をしたとします。野球は本来9対9の18人で行うものですが、今の時代18人そろうことはまずありません。
5,6人でピッチャーやバッターを代わりながらやっていくわけです。そういった場面で、ルールを守ることの重要性を学びます。
つまり遊びを経験していない子は、ルールを守ることすらできないのです。だから将来大人になった時、会社のルールが必要以上に息苦しく感じます。そして辞めてしまうのです。
時代によって子育ての正解は変わってくる
当たり前に遊ぶことができなくなった時代だからこそ、意識的に子どもを遊ばせることが大事です。このように、子育ての正解というのは時代によって変わってきます。
特に今の時代は、インターネットの影響で時代が変化するスピードがどんどん加速しています。常に現在の日本がどういう時代なのかを考え、それにあった子育てをしていくことが大事なのです。
学力至上主義で育った私たちだからこそ、なかなか受け入れがたい概念ですが、是非お子さんのためにも勉強よりも遊びを優先させてあげましょう。
「友達と遊んでないのに勉強してたらダメだよ。まずは遊んでから勉強しなさい」という言葉が当たり前に言える時代になってほしいです。
本日のまとめ
時代は日々変わっていきます。遊ぶのが当たり前の時代であれば、「遊んでいないで勉強しなさい」と言うくらいがちょうどよかったです。
今は、部屋に引きこもり一人でゲームをすることが増えている時代です。この時代に「遊んでいる時間があったら勉強しなさい」という言葉を使うというのは非常に危険です。
子育てに正解はありませんが、時代に合った子育てをしていくことは大切なことです。
なお、今の時代は勉強よりも遊びを重要視した方が将来活躍できるという理論については、以前書いたこちらの記事に詳しくまとめています。
>>習い事と遊びどっちが大事?
明日ですが、「先生から嫌われ、内申点が上がらない悩み」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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