4月になりました。まもなく、どの学校でも始業式や入学式があると思います。実は、新学期が始まってから1週間は、最も子どもが荒れやすい時期です。
そこで本日は、この時期に子どもが荒れやすくなる2つの理由と、親ができるサポート法をまとめます。
最初の1週間を乗り切ることができれば、そのままの流れで1年間頑張ることができます。その結果、テストの点数もアップできると思うので、参考にしてみてください。
目次
友達関係のトラブルと先生とのトラブルに注意しよう
なぜ、新学期になると子どもが荒れやすくなるのでしょうか?これは環境が変わるからです。特に「クラス」と「担任の先生」が変わるのは、子どもにとって大きなストレスとなります。
一番多いトラブルは友達関係
新学期が始まるとクラスが変わります。すると、必然的に友達関係が変わります。今まで仲の良かった友達と離れてしまったり、過去に喧嘩をした友達と同じクラスになったりするのです。
仮に友達と離れてしまったとしても、また新しい友達ができれば問題ないです。
しかし、友達作りに失敗すると、子どもは学校が楽しくなくなります。その結果、不登校などの問題行動が増えるのです。
次に多いのは担任の先生とのトラブル
クラスが変わると同時に、担任の先生も変わることが多いです。すると、クラスのルールが変わります。例えば、今までは、「チャイムが鳴り終わるまでに席に座らないと遅刻」というルールが、先生が変わったことによりと「チャイムが鳴った瞬間に席に座っていなかったら遅刻」というルールになったりします。
本来こういったルールは、学年で統一すべきなのですが、全てのルールを統一するのは難しいです。その結果、先生によってルールが若干異なるのです。
大人からすると、「まあ先生に合わせるしかない」と思うのですが、思春期の子どもにとっては、これだけで酷いストレスを感じます。
その結果、イライラしやすくなったり、酷い場合はそれだけで不登校になったりするのです。
親がすべきことは表情の変化をチェックして、適度にガス抜きをすること
こういったトラブルに対応するため、お父様お母様に行っていただきたいことが2つあります。1つは「子どもの表情をチェックする」ことです。
愛情バロメータが高ければ、子どもは親に悩みを相談します。しかし、愛情バロメータが低かったり、自分の悩みを言わない子だと、一人で抱え込んでしまいます。
そういった状態になると良くないので、適度に子どもの表情をチェックするようにしましょう。ストレスや悩みがあると、表情が曇るのでわかるはずです。
もしストレスがたまっていたら、定期的にガス抜きをしましょう。話を聞いてあげたり、週末に一緒にゲームをしたり、好きなところも連れていったりするのです。
ストレスは最初の1週間がピークです。ここを乗り越えれば、ある程度頑張れると思います。この時期だけは勉強よりもガス抜きを優先しましょう。
本日のまとめ
新学期が始まって最初の1週間、子どもはこの時期にストレスを抱えやすいです。ここで「勉強しなさい」という言葉を連発すると、子どもは家庭でもストレスを抱えてしまいます。
その結果、不登校や親に対する激しい反抗を起こすようになります。そこで、表情をチェックし、定期的にガス抜きをすることを意識しましょう。
最初の1週間を乗り切ることができたら、その後スムーズに1年過ごせる確率が大きくUPします!
次回ですが、「発達障害でも成績優秀を目指すことは可能?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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