「家庭学習のやり方がわからない」
「子どもが自ら進んで家庭学習をやらない」
という悩みをお持ちではないでしょうか?実は家庭学習というのは、正しいやり方で進めるだけで、簡単に定期テストの点数を上げることができます!
そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強をサポートしている道山ケイが、成績が上がる家庭学習のやり方をまとめました。
この方法で家庭学習を進めていくだけで、驚くほど簡単に、成績が上がりますよ。
目次
子どもが家庭学習をやらない2つの理由
そもそも、なぜ子どもは家庭学習を自ら進んでやらないのでしょうか?実は子どもが怠けているからではありません。
次の2つの原因があるから、子どもは自ら進んで家庭学習を行わないのです。
やり方がわからない
一つ目の理由は、そもそもやり方がわからないケースです。例えば小学校低学年の子などは、そもそも勉強の仕方がわかりません。
先生から「漢字20個書いてくるのが宿題ね」と言われればできるのですが、「ノート1ページに好きな勉強をしましょう」と言われても、やり方がわからないのです。
しかし、家庭学習の場合、ノート1ページに好きな勉強をするというパターンが多いです。つまり、やり方がわからないという理由で、できない子がたくさんいるのです。
やる目的が見つからない
もう一つは、やる目的が見つからないパターンです。小学校低学年の子であれば、親が褒めてあげれば子どもは勉強を頑張ります。
しかし、高学年くらいになってくると、褒められるだけではやる気が出ません。その結果、「何で勉強しないといけないの?」という疑問をもち、勉強しなくなるのです。
この場合、この記事の最後に紹介する方法で、子どものやる気を引き出すことが重要です。上手に動機付けすることができれば、自ら進んで家庭学習をできるようになります。
これだけで定期テストの点数が上がる正しいやり方
では、どのように家庭学習を進めていけば良いのでしょうか?いろいろなやり方があるのですが、まずは以下の3つのパターンを試してみてください。
この3つが最も基本的な家庭学習の進め方になります。今まで何も考えずに家庭学習を行っていたなら、この方法に変えるだけで、定期テストの点数がすぐに上がると思います。
パターン①学校の問題集を解きなおす
最初のパターンは、学校の問題集を解きなおすという方法です。中学生の場合、定期テストごとに学校から課題が出ると思います。
ほとんどの場合、問題集を解くという形だと思います。仮に、問題集を10ページ解くなら、家庭学習という形で、そのページを全てノートに解きなおしましょう。
このやり方をすると、家庭学習を利用して、問題集を繰り返すことができます。結果的に、問題集の内容が頭に入るため、定期テストの点数UPにつながるです。
パターン②過去の定期テストを解きなおす
2つ目のパターンは、過去の定期テストを解きなおすことです。例えば、今5月だとして、第1回定期テストが4月に行われたとします。
この場合、家庭学習という形で、第1回定期テストを解き直すのです。定期テストは、そこまでに習った分野の中で最も重要な問題が集まったものです。
定期テストを解きなおすことで、重要語句を復習したり、暗記したりすることができます。その結果、中学受験や高校受験対策につながるのです。
パターン③漢字や英単語を覚えるのに利用する
最後は、漢字や英単語を覚えるのに家庭学習を利用するパターンです。例えば、普段単語カードを利用して漢字を覚えているとします。
もしそうなら、単語カードの答えを、そのまま家庭学習ノートに書いてしまいましょう。すると、家庭学習を利用して、漢字を覚えられます。
仮に家庭学習を1日1ページやらないといけないとします。1ページあれば、おそらく漢字を20個は覚えられると思います。
漢字も覚えられ、家庭学習も終えることができる。まさに一石二鳥の勉強方法だと言えます。
綺麗なノートを作るために行うのは最悪の方法
家庭学習のやり方で最も良くないのは「きれいなノートを作る」というやり方です。
例えば、社会の歴史をきれいにまとめたり、英語の文法の意味を説明したノートを作ることです。いわゆる「参考書を作るようなやり方」です。
これは見た目が良くなるので、正しい家庭学習のやり方と思われがちですが、きれいにまとめられるだけで全く頭に残りません。
つまり、成績UPにつながらない勉強方法なのです。もしこの方法で家庭学習を行っていたら、今すぐやめましょう。
小学生や中学1年生の場合、親のサポートが重要
この記事を読んでいるあなたが、お父さんやお母さんという立場なら、是非お子さんの家庭学習のやり方をチェックしてあげて下さい。
というのも、小学生や中学1年生くらいの子どもは、この記事を読んでも家庭学習のやり方が理解ができないと思います。
その結果、最も効率の悪い「参考書を作るやり方」で家庭学習を行ってしまいます。すると時間がかかる割には、成績が上がらない状態になります。
そうなるともったいないので、必ずお父様お母様が家庭学習をチェックしてあげてください。
いずれ一人でできるようになるので、それまでの間だけチェックしてあげましょう。
子どもが勝手に勉強を始める魔法の声掛けテクニック
この記事の冒頭で、子どもが家庭学習を自ら行わない理由は2つあると伝えました。そのうちの一つが「家庭学習をやる目的が見つからない」というものです。
ではどうしたら、子どもに家庭学習をする目的を持たせることができるのでしょうか?実はお父様お母様が、ちょっとした声掛けを行うことで、家庭学習を頑張るきっかけができます。
そこで、もしお子さんが、家庭学習を自ら行おうという意思がなかったり、そもそも勉強に対するやる気が出ていないなら、読んでいただきたい講座があります。
現在私が無料で配信している「7日間で成績UP無料講座」です。この講座では、
- 子どもが勝手に勉強を始める親の声掛け法
- オール5の子どもが行っている超効率的勉強テクニック
- ストレスなしで勝手に勉強量が増える思考法
お父様お母様向けの講座ではあるのですが、小中学生本人が読んでも役立つ講座です。もしまだ読まれていなければ、一度詳細だけでもチェックしていただければと思います。
すぐにやる気が出るので、自ら進んで家庭学習をやれるようになりますよ。
>>7日間で成績UP無料講座の詳細はこちら
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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