先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
自分はテストで学年1位を取り続けていました。また、テストではずっと450点以上を取り続けていました。
なのに、2年3学期期末テストで順位を落とし、450点も取れなくなりました。自分でもここ最近は学力が下がったように感じます。
どうしたらいいでしょうか。
学年1位を取るような子でも、勉強に悩みを抱えています。今回は、成績が下がってしまう原因と、どうすれば改善できるかをお伝えします。
成績が高い子も、今はまだ伸び悩んでいる子もすぐに実践できる方法です。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
なお、本日は中学生本人から頂いた質問のため、子ども向けに記事を書いていきます。お子さんにもシェアしていただければ幸いです。
成績が下がる3つの原因
成績が下がる原因は、大きく分けると3つあります。
1つ目は、勉強時間の減少です。これまでテスト1週間前から1日2時間だったのを、3日前からに減らしていませんか。勉強時間が減れば、成績が下がるのは当然です。
2つ目は、集中力の低下です。たとえば、中学校に入学してすぐの頃は、みんなやる気満々でテスト勉強に取り組みます。しかし、だんだんやる気が下がって、最初の頃に比べれば集中力が落ちている場合が多いです。
3つ目は、勉強方法の変更です。成績を上げていくのに、勉強方法を変えていくことがあります。良い方向に変われば成績は伸びますが、悪い方向に変わっていると成績は下がります。
改善するためのアプローチ手順
下がった成績を改善するステップ1は、原因を突き止めることです。前述した3つの原因の、どれに当てはまるかを考えましょう。
ステップ2は、改善ステップを書き出して実践することです。これまで1日2時間勉強していたのが1時間に減っているのなら、2時間に戻します。
自室で勉強していたのをリビングに変えたなら、自室に戻してみる、音楽を聴きながら勉強していて成績が下がったなら、音楽をやめてみるなどです。
成績が良かったときと、下がったときで何が変わっているか思い出して、書き出します。頭で考えるだけよりも、書き出すほうが効果的です。
すべて当てはまらないときは?
これまでお伝えした内容がすべて当てはまらないときは、外部要因も考えてみましょう。たとえば、周りの子がもっと頑張っていないでしょうか。
この場合、今まで通りに勉強していたとしても、相対的に順位は下がります。また、思い込みがある場合は、原因を突き止められない可能性があります。
自分の中では「勉強時間は減っていない」「集中力も変わらない」「勉強方法も変えていない」と思っているケースです。
この場合、塾や学校の先生などに客観的な意見を聞いてみるといいです。すると、自分では気づいていなかった変化に気づけることがあります。
本日のまとめ
勉強時間の減少、集中力の低下、勉強方法の変更によって成績が下がることがあります。改善するためには、原因を突き止めて改善ステップを書き出すことです。
ただ、あなた以上に周りの子が頑張っている場合、相対的に成績は下がります。原因が見つからないときは、第三者にも聞いてみるのが良いでしょう。
明日ですが、「保存版!人権作文の書き方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!成績が下がる原因と改善法
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