子どもが勉強をしないと、受験や将来が心配になりますよね。
しかし「勉強しなさい」「頑張りなさい」と言って無理やり頑張らせるのは、逆効果です。
そこで今回は、子どもが自然と勉強するようになる正しいステップをお伝えしましょう。
何も言わなくても自ら勉強するようになれば、親としてもストレスが減ります。勝手に成績も上がり、受験の合格率も上がるはずです。
ステップ1.良好な親子関係作り
親子関係と子どもの成績は、ダイレクトに関係します。親子関係が悪いと、家にいるだけでストレスがたまるため、勉強する気力が出てこないからです。
さらに、勉強したくなる動機付けもうまくいかず、アドバイスをすることもできません。成績を上げるためのサポートが、できない状態となってしまいます。
そのため、愛情バロメータを上げていきましょう。具体的には、
- 子どもの話をアドバイスせずに聞く
- 子どもが好きな料理を作る
- 子どもが好きなことを一緒にする
ステップ2.動機づけ
次に、子どもが勉強をしたくなるような動機付けを行いましょう。ほとんどの子は、親が働きかけないと勉強しないからです。
動機付けの方法は、子どもの年齢や状況によって変わります。
- 受験生や高校生は、一緒にアクティブ進路(何が何でも入りたい学校)を決める
- 小学生は、努力している姿勢を褒める
- 中学生はちょっとしたご褒美を考える
このとき、「勉強しなかったら叱る」のは動機づけになりません。子どもが自ら行動できるようサポートしましょう。
ステップ3.やることリストの作成
最後に、やることリストを作成しましょう。やる気が出ても、何をしたらいいかわからないと勉強できないからです。
そのため、「これさえすれば成績が上がる」という超効率勉強法を教えてあげましょう。
たとえば国語の場合、漢字や古語の暗記、教科書の音読、ワークを繰り返し解く、読解問題対策などが勉強法となります。
子どもが目指すレベルによってやることが変わるため、今のレベルと目標レベルを確認していくことも大切です。
本日のまとめ
勉強しない子に親ができるアプローチは、3STEP あります。まずは、良好な親子関係を作ることです。
その上で、子どもが勉強をしたくなるような動機付けを行いましょう。最後にやることリストを作成し、成績が上がる仕組みづくりを行っていくことが大切です。
明日ですが、「メダルゲーム依存症の改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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