先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
娘は、やることやらずにケーブルテレビのアニメばかり見て、学校休んでぼーっとアニメばかり見ているので解約しましたが、今度はスマホ中毒になってしまい、学校にはほとんど行っていません。
その結果、アニメが見れなくなって生き甲斐がなくなったと言って全く覇気がありません。再びケーブルテレビのアニメの契約を復活すべきなんでしょうかね?
最近、アニメ好きの子どもが増えています。お父様お母様がアニメに批判的だと、「アニメ=悪い趣味」と考えてしまいがちです。
しかし、「アニメ=悪い趣味」というのはまったくの幻想です。この趣味を認め、活かせる進路を選ぶことで、子どもの人生は明るくなります。
そこで本日は「アニメ中毒の子どもを上手にサポートし、将来活躍できる人生を送らせる方法」について解説します。
お伝えする内容をしっかりと実践していただければ、お子さんは趣味であるアニメを活かした充実した人生を送ることができると思います。
アニメを見るのは悪いことではない
お父様お母様がアニメに批判的だと、アニメを見ることが悪いことのように感じていると思います。批判的なイメージを作っているのは、テレビからの情報が大きいです。
テレビで取り上げられるアニメ好きの方は、印象があまり良くありません。真っ暗な部屋で、パソコンでアニメを深夜まで見ている姿が多いからです。
そのせいで、アニメ好きは気持ち悪いというイメージを持っている人が多くいます。しかし、アニメが好きというのは趣味の一つであり、世の中で活躍している人もたくさんいます。
アニメ好きは欠点ではなく、アニメを通して自分の好きなことを見つけたり、将来の夢につながることもあるので、頭から批判しないようにすることが大事です。
好きなことを奪うのは危険
今回の相談者さんの場合、アニメを見れないようにケーブルテレビを解約した結果、スマホ中毒になってしまいました。つまり、原因はアニメが好きだからではありません。
厳しい話ですが、「家庭が楽しくない」からアニメやスマホに走っている状態です。そのため、強制的にアニメを見れない環境にしたところで、解決する問題ではありません。
人間は、好きなものを奪われると生きがいをなくしてしまいます。今回の相談者さんのお子さんも、好きなものを取り上げられて覇気がなくなってしまっています。
お父様お母様にしてもらいたいのは、アニメが好きなことを批判し禁止にするのではなく、それが好きなことをしっかり認めてあげることです。
親もアニメを見よう
今回の相談者さんの場合、家庭が楽しくない、つまり親子で楽しい会話ができていないことが原因で、アニメ中毒になっている可能性が高いです。
この場合の解決策は、家庭を明るくするために、子どもと一緒にアニメを見ることです。一緒に見ると、その空間は子どもにとって楽しいものになります。
子どもは、親が自分を理解しようとしてくれていることを感じるので、自分の気持ちを両親に打ち明けることができるようになります。
そうなると、子どもが本当にアニメが好きで見ていたのか、それともただの暇つぶしで見ていただけなのかがはっきりしてくるでしょう。
前者であれば、真剣にアニメに関わる仕事を目指して進んでいくことをおすすめします。後者なら、アニメは週末などに時間を作って楽しむようにしましょう。
本日のまとめ
お父様お母様はアニメを批判するより、まずは子どもがアニメ好きであることをしっかり認めてあげましょう。
テレビで取り上げられるアニメ好きの方は、印象が良くないことが多々ありますが、そのような方ばかりではありません。
アニメ好きでも世の中で活躍している方は多くいます。子どもの趣味を理解するために、お父様お母様もぜひ一緒にアニメを見てください。
自分の好きなことを知ろうとしてくれると、子どもは両親に心を開けるようになります。家庭内が楽しければ、アニメやスマホに走ることもなくなっていくでしょう。
明日ですが、「保存版!勉強中におすすめの食べ物飲み物」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!アニメ好きの子供
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