先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
受験勉強をさせているのですが、今までテストで間違えた所を復習せずにきてしまっているため、わからない所が多すぎて進めなくなっています。
その都度イライラして、やる気もなくなります。どのような勉強方法でいけばいいですか?
今まで勉強をサボってきた場合、わからない問題ばかりでやる気が出ないと思います。親としても、どうサポートすればいいか悩みますよね。
そこで本日は、わからない問題ばかりでやる気をなくしている子どもにやるべきことをお伝えします。
やみくもに勉強をしても、やる気は出ません。ここでお伝えする流れで勉強させることで、無理なくスムーズに取り掛かれるでしょう。成績も上がっていくはずです。
わかる教科から始めよう
いちばん大切なことは、わかる教科から始めることです。相談者さんの場合、おそらく数学と英語でつまずいていると思います。
この2教科は積み上げ式なので、1、2年生の内容がわからないと解くことができません。数学の一次方程式を理解してはじめて、二次方程式がわかるからです。
そこで、積み上げ式ではない国語、社会、理科から始めさせましょう。1、2年生の内容がわからなくても、解くことができるからです。
この3教科である程度リズムができてから、数学や英語に取り組ませたほうがスムーズだと思います。
基本問題に絞って進めよう
積み上げ式の数学と英語をはじめるときには、基本問題に絞って進めましょう。応用問題まで解こうとすると、なかなか進まずイライラするからです。
通常わからない問題は、解説を読ませます。しかし今まで勉強をサボってきた場合、解説を読んでもわからないことも多いでしょう。
そのときは、親、塾、家庭教師など大人が教えるようにしましょう。その方がスムーズに理解でき、やる気が維持しやすくなるからです。
それでもイライラするようなら、得意科目にチェンジさせましょう。受験勉強は、やる気を維持しながらコツコツ進めることが大切なポイントとなります。
目の前の定期テスト対策法
一方、定期テスト対策ではこの方法は使えません。苦手科目を勉強せず後回しにすると、0点になってしまうからです。
すると評定で1がつくので、受験で不利になってしまいます。そこで、最低限「20点」を目指させるようにしましょう。
そのために、やるべき勉強があります。数学の場合、教科書の例題だけはマスターすることです。解説も詳しく載っているので、理解できるはずです。
英語の場合、英単語と英熟語の暗記と教科書の音読は必ずさせましょう。ここまでしっかりやっておけば、評定2に必要な最低ライン20点をとることができます。
本日のまとめ
わからない問題が多すぎる子どもの場合、わかる教科からはじめさせましょう。特に国語、社会、理科は今までの内容がわからなくても、解けるようになるはずです。
また、数学や英語は、基本問題に絞って進めましょう。わからない問題は、親や塾、家庭教師が教えるほうがスムーズです。
明後日ですが、「朝起きられない子に親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!わからない問題が多すぎる子のサポート法
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。