先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の2学期から毎日友達と遅くまで遊ぶようになりました。門限は23時と息子と決めましたが、守りません。
「門限過ぎたら一週間はご飯は作らない」と決めたところ一週間は守りましたが、その後守りません。自分から受験勉強すると言いますが勉強しません。
自分勝手過ぎて愛情バロメーターを上げるのがしんどいです。
お子さんが23時を過ぎても遊んでいる状況は、早急に改善しないといけません。事件に巻き込まれるなど、命の危険にもつながるからです。
では、今の状態からどのように改善していけばいいのでしょうか。家庭でできることをまとめました。
正しい対応を行うことで、親子で話し合いができる関係となります。門限を守れるようにもなっていくはずです。
安心できる家庭かチェック
まずは、子どもにとって安心して過ごせる家庭になっているかをチェックしましょう。
安心して過ごせない状態だと、子どもは家に帰りたくなくなるからです。たとえば、
- 家に帰るとすぐに「勉強しなさい」と言っている
- 手を出す子育てをしている
- 夫婦喧嘩が酷い
どういった友達と遊んでいるか?
安心できる家庭環境であるのに門限を守らない場合は、遊んでいる友達が原因ということもあります。
友達や先輩の誘いを断れず、深夜の遊びを行っている可能性もあるからです。
学校の友達と遊んでいるなら、先生に見回りをしてもらったり、一緒に遊んでいる友達の親に連絡をしてもらったりしましょう。
学校単位の問題として取り上げていくことが大切です。
他校の先輩や大人など、学校の先生では対応できない場合もあります。その時は、警察や児童相談所と連携して、見回りをしてもらいましょう。
自分勝手な性格を直す方法
子どもと話し合いができる関係性になるためには、愛情バロメータUPをすることも大切です。
そのためには、子どもの好きな料理を作るなど、子どもが望むことにできるだけ応えてあげましょう。
さらに、ダメな事には毅然とした対応をすることも必要です。緩い対応をしていると、強く言えば親は許してくれると思うからです。
夜まで遊んでいるのはダメな事なので、「次守れないなら、あなたの守るために警察に連絡する」としっかりと伝えましょう。
本日のまとめ
中学生で23時を過ぎても帰ってこない状況は、危険です。
まずは安心できる家庭環境になっているかをチェックして、できていないところは改善しましょう。
友達が原因の場合は、学校や警察などの第三者に協力を依頼し、見回りをしてもらうなどの対応が必要です。
明日ですが、「愛情不足の子ども3つの特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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