先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
娘は、学校や部活にはきちんと行きますが、努力しません。苦手なことは頑なに拒み、できることをより良くしようとしません。レギュラーを降ろされそうです。
勉強も同じで、200点程度です。高校に行けるか、その後社会人としてやれるか心配だと何度も話しています。
私が何も言わないと、いつまでもYouTubeを見るので、注意して止めさせます。未来をイメージできない発達障害でしょうか。どのような対応がよいですか。
お子さんが努力が苦手なタイプで、お父様お母様が努力できるタイプだった場合、とてもイライラしてしまうと思います。
そこで今回は、お子さんが努力できない原因と解決策についてお伝えしていきます。もしお子さんが努力が苦手なタイプなら、短期間で改善する方法が分かると思います。
その結果、お父様お母様だけでなく、お子さんにとっても今以上に明るい未来が期待できると思うので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
努力できない2つの理由
子どもが努力できないのは、2つの理由が考えられます。まず1つ目は、自分の将来に希望が持てないというケースです。
人間は、自分の将来に希望があるからこそ努力しようと思えます。それがなければ、努力しようと思えないのは当然です。
2つ目は、自分が本当にやりたいことが見つかっていないというケースです。例えば、野球選手になりたいという目標があれば、日々の素振りを頑張ることができます。
しかし、そういう目標がなければ、毎日素振りをしようとは思わないでしょう。つまり、本当にやりたいことが見つかっていないと、人間は努力ができないのです。
現在お子さんが、なかなか努力ができない場合、この2つのうちのどちらかにあてはまっている可能性があります。まずはどちらに当てはまるか、考えてみましょう。
自分の将来に希望を持たせる方法
子どもが自分の将来に希望が持てるようになるには、子どもに指示する回数を減らすことが重要です。
毎日お父様お母様から、「あれをしろ、これをしろ」と言われると子どもは「自分の人生は親に支配されている」と考えるようになってしまうからです。
すると、自分の将来に希望を持つことができなくなりますよね。毎日3回以上子どもに「〇〇しなさい」という言葉を使っていたとしたら、まずは1回に減らしましょう。
と同時に、子どもの話を聞いてあげましょう。すると、お子さんは「お母さんは、きっと自分の夢を応援してくれる」と思えるようになるので、将来に希望を持つことができるようになります。
やりたいことを見つける方法
子どもにとって、本当にやりたいことを見つけるには、「様々な経験をさせること」が重要です。
例えば、サッカーが好きだという子は多いと思いますが、映像を見るだけではなかなか実感が沸かないからです。
実際にスタジアムに行って臨場感を体験したり、プロに指導してもらったりといった経験を身体に落としこむことで、気持ちは強いものに変わっていきます。
なんでも映像やネットで情報を拾える今の時代だからこそ、実際に体験してみるということが非常に大事です。
それによって、やりたいことが見つかれば、脳にスイッチが入って夢を叶えるために必要な努力ができるようになるでしょう。
本日のまとめ
努力ができないのには、理由があります。自分の将来に希望が持てないか、本当にやりたいことが見つかっていないかのどちらかです。
自分の将来が両親に支配されていると感じると、当然ながら将来への希望は持てません。あれしろこれしろ言うのを一旦やめて、子どもの話を聞いてあげましょう。
また、子どもにいろいろな体験をさせてあげることも大事です。それが将来の夢につながっていくからです。
この2つがきちんとできれば、お子さんは自分の夢を叶えるための努力ができるようになります。
明日ですが、「保存版!志望校の決め方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!努力できない子供を変える方法
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