高校3年生でやりたいことが見つからない時は?

ぼんやりする高校生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高校3年の一人娘の事ですが、部屋の片付け、勉強を全くしません。部屋は足の踏み場もありません。布団の中で寝るかスマホ。学校へは仕方なく行く感じです。

私はブスで馬鹿で人に自慢できるものがないと言います。でも、見返してやりたい気持ちは強いと思います。どうしたらやりたいことが見つかるのでしょうか?

高校生になって進路がなんとなく見えてきた子もいれば、将来のことが何も見えてこないという子もいるでしょう。高校3年生になって進路が見えてこないと、不安になるかもしれません。

そこで今回は、どのようにすれば、夢や目標を見つけることができるのか、高校3年生になっても進路が見つからなかったときの対応法をお伝えします。

今、お子さんが中学生という場合も、いずれは高校生になり人生の進路を決めるときが来ます。その時に悩まないためにも今回の内容をお子さんと共有していただければ嬉しく思います。

重要!高校3年生までに人生の進路を見つけよう

親子

私はいつも、高校3年生までには、将来進みたい進路を見つけたほうが良いとお伝えしています。なぜなら、高校卒業後の進路は、進学や就職など、選ぶ道でその後の人生がある程度決まってしまうからです。

では、どうしたら高校3年生までに進路を見つけることができるのでそうか。おすすめのステップが、2つあります。1つ目は、親子関係を良好にしておくことです。

今回の相談者さんは、お子さんが荒れている状態です。親と子どもの信頼関係がないと、子どもは進路のことを親に相談できません。

すると、本当はやりたいことがあるのに、親に言えないという状況になり、自分の夢を諦めてしまうのです。

2つ目は、いろいろなことに挑戦することです。何かに挑戦して、心揺さぶられる体験をすると、初めて夢が見つかります。今興味のあることには、どんどん挑戦させましょう。

3年生になっても見つからない時は?

大学生

3年生になっても明確な夢が見つからないときは、2つの選択肢があります。1つ目は、とりあえず行ける大学に進学することです。

夢が決まっていない状態では、学科を決めることはできません。そのため、大学名や雰囲気だけで受ける大学を決めてとりあえず進学するという方法です。

なぜ、この方法が有効かというと、人間は生きている環境が変わると、夢が見つかる可能性が高くなるからです。

もしかしたら、大学進学後に別の大学に変わらないといけなくなるかもしれません。少し手間はかかりますが、やりたくもないことをして生きる人生を送るよりましです。

2つ目は、浪人して人生を考え直すことです。中学生と違って高校生は「浪人」という選択ができます。

大学生の半分くらいは浪人生なので、1年や2年浪人したからといって友達ができないということはありません。

浪人期間中に、いろいろな経験を積んで、やりたいことを見つけることができます。それから大学を受けるという選択もアリです。

人生のゴールを見つける方法

海外

とりあえず大学に行くという方法、浪人するという方法、どちらの場合もやってほしい活動があります。それは、最初にお伝えした「いろいろなことに挑戦すること」です。

当たり前ですが、浪人して予備校に通っているだけでは夢は見つかりません。もし浪人をするなら、4月は予備校に通わずに、行ったことのない国や県を旅してみましょう。

今住んでいる環境との違いに驚き、夢が見つかるかもしれません。また、とりあえず大学に入る場合も、今まで興味のなかった授業を受けてみたり、やったことがない活動をしているサークルに入ったりしてみましょう。

なんとなく受けた講義で、その教授がとても面白い人だったら、自分も将来その研究に携わりたいと思うかもしれません。

このように、生活環境を変えると、今まで見えていなかった新しい世界を見ることができます。その結果、夢が見つかる可能性が高くなるのです。

本日のまとめ

将来の夢

高校卒業後の進路を考えると、高校3年生までに将来進みたい道を見つけておくのが理想です。そのためには、親子関係を良好にしておくこと、いろいろな経験を積むことが大事です。

親子関係が良好でないと、子どもは親に進路の相談ができないからです。また、心揺さぶられる体験をすることで初めて夢を見つけることができるからです。

高校3年生で進路が決まらないときは、とりあえず行ける大学に進学するか、浪人して人生を考え直しましょう。生活環境が変われば、夢が見つかる可能性が高くなるからです。

浪人する場合、予備校に通うだけではなく、行ったことのない国や県を旅してみましょう。新しい出会いによって、夢が見つかる出来事があるかもしれません。

生活環境を変えることで、世界は広がります。まずは環境を変えてみることを意識しましょう。

明日ですが、「保存版!高校受験の問題集の選び方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!高校3年生でやりたいことが見つからない時は?

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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