先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
うちの子は、遊びたいと言う気持ちが優先してしまい、出来ていたことが出来なくなってくると言うことがよくあります。
色々な方法も試しては見ましたが、結局嘘をつくというところに行き着きます。
また、勉強しなさいと言わないと言うことですが、言わないとしなかったり、それこそやるべきことをやってと言う約束自体も守れなくなります。このような場合どうしたらいいのでしょうか?
遊びの代名詞として、ゲームがよく挙げられます。子どもが遊びを優先して、勉強などのやるべきことができていないと悩むお父様お母様は、非常に多いです。
今回は、具体的にどのようなステップを踏めば、子どもが約束を守って勉強を頑張れるようになるかをお伝えします。
その結果、テストの成績が上がって希望の進路に進めるようになります。親子関係も今より良好になると思うので、参考にしていただければ幸いです。
結論!どちらでもOK
ゲームを先にやるか、宿題を先にやるかという相談ですが、結論からいうとどちらから始めても構いません。
食べ物にたとえるとわかるのですが、好きなものから最初に食べ始める人もいれば、好きなものは最後まで取っておくという人もいます。どちらを選ぼうが自由です。
子どもにとっては、おそらくゲームが「好きな食べ物」だと思います。好きなものを最初に食べるか後に食べるかというだけの話です。
「ゲームはするけど、宿題はいつも後回し」と悩んでいる場合、「どちらが先でも良い」と、頭にいれていただければと思います。
やることができているかが重要
どちらを先にやるかよりも大事なことは、やるべきことがきちんとできているかです。ゲームを9時までやっても宿題をしているならOKです。
しかし、ゲームをした結果、宿題ができていないのなら問題です。
もし、お子さんがゲームをした結果、やるべきこと(宿題)ができていないのなら「今日1日はゲーム禁止」と強制しても良いでしょう。
「優先順位ではなく、できているかどうか」この部分を意識して、子どもと向き合っていただけると良いかと思います。
子どもが嘘をつく理由
今回の相談者の場合、現在子どもが嘘をついている状態です。ではなぜ、子どもはウソをつくのでしょうか。
理由は、2つ考えられます。1つ目は、ルールが厳しすぎることです。
たとえば宿題をやったあと追加で3時間勉強したらゲームをやっても良いというルールを決めたとします。
子どもはそんなの無理だと思って、「もう勉強終わった」と嘘をつきます。このように、ルールが厳しすぎると、遊びをするために嘘をつくようになります。
2つ目は、厳しく叱りすぎていることです。たとえば、宿題+1時間勉強したらゲームをしても良いというルールを作ったとします。
しかし、実際は子どもは50分しか勉強できませんでした。この場合、あなただったらどのように対応するでしょうか。
もし10分できなかったことを厳しく叱ったら、子どもは次回以降、50分しかできなくても1時間やったと嘘をつくでしょう。
これは、自分を守るために嘘つくケースです。10分足りないくらいなら、50分できたことを褒めたほうが、子どもはウソをつかなくなります。
本日のまとめ
ゲームを先にやるか後にやるかというのは、好きな食べ物を先に食べるか後に食べるかと同じです。どちらが先でも構いません。
大事なのは、やるべきことをきちんとやっているかどうかです。ゲームをしても宿題をして学校に行けているのであれば、問題ありません。
しかし、ゲームをした結果宿題ができていないのなら、「今日1日はゲーム禁止」と強制しても良いでしょう。また、子どもが嘘をつくのには理由があります。
ルールが厳しすぎるか、厳しく叱りすぎているかのどちらかです。この点については、一度考えてみていただけると良いかと思います。
明日ですが、「中学3年生で5教科合計75点UPした成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!宿題とゲームはどちらが先?
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