先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2の娘です。最近ツイッターで大人と出会い、その影響で夜遅くまで遊ぶ事、ホテルなどに外泊して遊ぶ事を望んでいます。
親子の意見がぶつかり、今まで要望を受け入れ過ぎたのではないかと毎日悩む日々です。
どうしても受け入れ難い要望の場合、どう伝えたら分かってもらえるのか、御指南していただきたいです。
子どもからの要求は、聞いていい要求とダメな要求があります。この判断を間違えると、子どもはやりたい放題になってしまうでしょう。
この判断基準と、言っても聞いてもらえない場合の対処法を解説します。少し意識していただければ、お子さんの命を守ることもできるはずです。
考えられる2つの原因
知らない大人と遊んだり、ホテルに泊まることを望んでいるという状況は、2つの原因が考えられます。
1つ目は、善悪の判断ができていないからです。未成年が大人と出会ってホテルへ行くというのは、危険が伴います。
しかし子どもにとっては、危険なことだと判断ができていないのでしょう。
2つ目は、愛情バロメータが低いからです。この状態では、子どもは「自分自身は価値のない人間」「傷ついてもどうでもいい」と思ってしまいます。
そのため、自分の身体を大切にしようという気持ちが薄れ、こういった誘いに乗ってしまうのでしょう。
たとえ反発されてもダメなことはダメだと伝える
知らない人との外泊は、命の危険を伴います。そのため、許してはいけません。
子どもを守るのは親の責任だからです。たとえ反発されたとしても、伝えることが大切でしょう。
「もし相手の人に何かされたとしても、ホテル内ではお母さんはあなたを守ることができない。だからそれは許可できないよ」と言うことが大切です。
いわゆる「迷傷法」である、人(自分)を傷つけること、迷惑をかけること、法律に違反することは、ダメだと伝えていきましょう。
親の話を無視して泊りに行ったら?
ダメと伝えても無視して行ってしまった場合は、どうすればいいのでしょうか?ここで見て見ぬふりはしてはいけません。
何か起こってからでは遅いからです。まずは子どもに電話して「帰ってこないと警察に伝える」と連絡しましょう。
それでも聞いてもらえない場合、本当に警察に連絡して探してもらった方がいいです。
警察という第三者が出てくることで「本当にダメなことなんだ」と理解できます。
本日のまとめ
子どもが見知らぬ大人と外泊を望んでいる場合、警察を呼んででもやめさせなければいけません。
善悪の判断をつけさせるためには、迷傷法はダメだと伝え続けていきましょう。
明日ですが、「聞いていい要求orダメな要求の判断法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが夜遊びや外泊をしたいと言ったら?
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