先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
うちの息子は高校一年生ですが、現在荒れています。高校生の場合、道山先生のお話は活用してはいけないのでしょうか?
あと高校生から子育てをやり直す場合、どのように進めればよいでしょうか?今からでも遅くないですか?
高校生からの子育てやり直しの手順は、とてもシンプルです。そこで今回は、わかりやすくこのステップをお伝えします。
この手順を実践していただければ、お子さんの年齢が何歳であっても、子どもの問題行動は解消されます。
その結果、親子関係が良くなり、お子さんの未来も明るいものになっていくと思うので、参考にしていただければ幸いです。
何歳からでもやり直せるのが子育て
子育てというと、0歳~18歳くらいの間のことだと思われるかもしれません。しかし、子育ては子どもが生まれてから死ぬまでずっと続いていくものです。
言い方を変えると、何歳からでもやり直せるのが子育てなのです。失敗に気づいたタイミングでやり方を変えれば、十分対処できます。
もし子どもが中学生の時に、やり方を間違えていると気づいたとすれば、タイミングとしてはものすごく早い時期です。この時期に気づけたことは、非常に素晴らしいです。
また、子育てのやり直し方法は、子どもが小学生でも、中学生でも、高校生でも、大学生でも、社会人でも同じです。
基本的なやり直し手順
子育てをやり直していく際、最初にやることは、無条件の愛情を伝えることです。これは、子どもの成長に欠かせない「基本的信頼感」を養うのに必要だからです。
基本的信頼感を元に、子どもはいろんな問題を乗り越える力を身につけます。問題が解決できないときは、基本的信頼感が十分でない可能性が高いのです。
子どもに無条件の愛情を伝えるためには、子どもの要求をできるだけ聞くことです。さらに、干渉しすぎないようにすることも心がけていただきたいと思います。
人間として最低限のこと以外は干渉しないようにして、子どもが喜ぶことをひたすらやってあげましょう。これが、無条件の愛情を伝えるための手順です。
子どもの将来を考えたサポートをしよう
基本的信頼感が養われたら、子どもの将来を見据えたサポートをしていきましょう。中学生なら、高校受験のために勉強のサポートです。
高校生で大学進学を目指している場合も、同じように勉強のサポートが必要になるでしょう。就職を目指しているなら、就職先を一緒に探してあげることが大切です。
社会人なら、社会復帰できるようにサポートしてあげることが必要になってきます。たとえば、引きこもっているなら外に出るきっかけを作ってあげるなどです。
子どもの年齢によって、将来を見据えたサポート内容は変わってくるので、お子さんに合わせたサポートをしていただくことが大事です。
本日のまとめ
子育ては、何歳からでもやり直しが可能です。まず、無条件の愛情を子どもに伝えましょう。それにより「基本的信頼感」が養われます。
無条件の愛情を伝えるには、子どもの要求をできるだけ聞いて、最低限のこと以外はあまり干渉しないようにすることです。
このあとの手順は、子どもの年齢によって異なります。中学生や高校生なら受験のための勉強のサポート、大学進学を希望していない高校生と社会人なら、社会で活躍できるようサポートしましょう。
現在私が配信している内容は、子どもが何歳であっても応用できるようにしています。お子さんが高校生や社会人であっても活用していただければ幸いです。
明日ですが、「保存版!学年末テストの勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!学年末テストの勉強法
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