最近「子どもが問題行動を起こすのは、親の責任ですか?親だけではないと思うのですが」という相談を頂きます。
これはまさにその通りで、実は一番の原因は親ではありません。そこで本日は「子どもが問題行動を起こす一番の原因」について解説します。
この記事を読んでいただくと、現在お子さんが荒れていて責任感を感じていたとしても、気持ちが楽になるはずです。
親が変われば子が変わる
私の師匠の一人に、伊藤幸弘先生という方がいます。過去に一緒に勉強会もしているのですが、教育業界では非常有名な先生です。
>>伊藤先生の勉強会を行いました!
伊藤先生の名言の中に、「親が変われば子が変わる」という言葉があります。実際に私自身も過去にサポートをしてきた子たちを見ても、的確な名言だと思っています。
たとえば勉強しない子どもの場合、お父様お母様に「どういう接し方をしていますか」と聞きます。
そして、「ではこのように変えてみてください」とアドバイスをしたところ、子どもが勉強するようになって成績が上がったという事例は数えきれないぐらいあるからです。
またスマホ依存や不登校も同じで、接し方をアドバイスすると実際に子どものスマホ依存や不登校が解決したというケースも数千件あります。
こういった経験から「親が変われば子が変わる」というのは間違いないです。
悪いのは親ではない
私は日ごろから、こういった話をメルマガや講演会でしているので、私の話を聞いた方の中には「うちの子の不登校の原因は、100%私の接し方が悪かったこと」と思われている方がいます。
しかし、そうではありません。なぜなら「99%の方は、子どもが喜ぶ育て方」を知らない状態で子育てを始めているからです。つまり、失敗して当然なのです。
今の日本には、不登校やスマホ依存の子どもが非常に多いです。これらの原因は、子どもが喜ぶ育て方を日本中のお父様お母様に伝えられてない「私を含めた教育者の責任」だと考えています。
お父様、お母様の責任ではないので、落ち込む必要はありません。
最速で子どもを変える方法
ここまでまとめたように、子どもが荒れていたとしてもお父様お母様の責任ではありません。
しかし、「悪いのは今の社会。子育ての仕方を教えてくれなかった学校や道山先生を含めた教育者だから、私は悪くない」と思ってしまうと、子どもは良くなりません。
つまり、「悪いのは教育者だけど、今自分は子どものために何ができるのか」を考えられる人の方が、子どもは早く変わっていくのです。
この記事を読んでいるあなたは、きっとそういった思考を持っている方だと思います。だからこそ、こうしてお子さんのために日々勉強されているからです。
もし今お子さんが荒れていたとしたら、どの部分ができていなかったかを考え、今できる努力を始めてみてください。そのほうが、最速で子どもは変わります。
本日のまとめ
不登校などの問題行動の原因は親ではありません。悪いのは、私を含めた教育者です。
しかし全部人のせいにするのではなく、自分でできることは何か考えていくことがとても大事です。
明日ですが、「子どもが「高校には行かない」と言ったら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子供の問題行動の本当の原因
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