今、世界中で新型ウイルスが流行っています。たくさんの国で、学校が休校されているので、日本でも受験がどうなるか気になるところだと思います。
そこで今回は、新型ウイルスによって受験は変わるのかということを、パターン別に具体的にお伝えします。
今回の内容を理解していただければ、どんな状況になっても志望校への合格率は確実にアップすると思うので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
結論いつまで長引くかによる
受験がどうなるかについて、私が現時点で考えているパターンは3つあります。1つ目は、5月下旬までに収束して6月から学校が再開されるパターンです。
この場合、学校に行けていない期間が2ヶ月あります。GWがあることを考えると、実質7週間程度のブランクになります。
これくらいなら、夏休みと冬休みを潰せば補えるので、受験への大きな影響はないでしょう。
2つ目は、9月から学校を再開するパターンです。ブランクが半年もあるので、受験の日程はずらすことになるでしょう。
9月スタートというのはイメージしづらいかもしれませんが、すべてが5か月ずれると思っていただいたらOKです。つまり、公立高校の受験が8月に行われるということです。
最後の3つ目は、5月に収束して6月から学校を再開したけど、秋くらいからまた流行り始めて12月頃に再び休校になるというパターンです。
これだと、授業は始まっているので受験の準備がすでに進んでいます。しかし再び休校になると、受験の日程や方法が変更になる可能性が高いです。
パターン別!受験対策法
それぞれの状況別で、どのように受験勉強を進めていけば良いのでしょうか。
6月から学校が再開する場合、夏休みや冬休みを削ってカリキュラム通りに授業を進めることになります。この場合、受験の範囲が狭くなる可能性があります。
そうなると、浅く広い知識が求められるようになるため、基本問題を中心に勉強しましょう。6月からは多くの子が一斉に受験勉強を始めるので、周りの子に遅れないよう集中して取り組むことが大事です。
9月スタートの場合、5か月ずれる形で勉強を進めていきましょう。詳しくは、以前書いたこちらの記事を参考にしてみてください。
>>受験勉強の進め方
冬に再度休校になる場合は、2つのパターンが考えられます。1つは、受験当日に試験をするのは無理なので、内申点だけで合否を決めるというパターンです。
この場合、定期テストが大きく影響してくるので、6月からのテストに全力で取り組む必要があります。2つ目は、日程をずらすパターンです。
40人が1日で受験をしていたのを、濃厚接触を避けるために20人で2日に分けて実施するなどが考えられます。ただ、基本的にはこれまでの対策と大きな差はありません。
合格するためにやるべきこと
最後に、それぞれのパターンで、どういう勉強をすれば志望校に合格できるのか解説します。結論、受験に向けてやるべきことは何も変わりません。
変わるのは、スケジュールだけです。これまで、受験に向けての基本的な勉強法をお伝えしていますが、今年はその通りにはできないこともあるでしょう。
休校期間があるため、スケジュールがタイトになるからです。しかし、これまでお伝えしている受験勉強法を一つずつこなしていただければ、志望校に合格できます。
受験に関する勉強会、オンラインプログラムに参加されている場合は、そちらで解説している方法を続けてください。参加されていない場合は、上記のページの方法を参考にしていただけばと思います。
本日のまとめ
6月から学校が再開すれば、夏休みや冬休みを削って補えるので、受験への大きな影響はないでしょう。9月再開なら、単純に5か月ずれるだけと考えていただければOKです。
6月再開で冬に再度休校の場合は、受験のやり方が変更になる可能性があります。内申点のみで合否を決めたり、日程がずれるなどの影響が考えられます。
内申点100%なら、定期テストに全力で取り組む必要があります。それ以外のパターンなら、受験までにやるべきことは基本的に何も変わりません。
変わるのはスケジュールだけです。私がいつもお伝えしている方法で、受験勉強を進めていただければと思います。激動の1年であることは間違いないですが、一緒に乗り越えましょう!
明日ですが、「高校3年生でやりたいことが見つからない時は?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!コロナで受験は変わるのか?
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