先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
小学5年生ですが、前から癇癪もあって自分の欲求は意地でも通そうと騒ぎたてるのに、こちらの話は聞きません。
イライラしてしまいますが、我慢して、ご飯作ったり、歯が痛いと言えば歯科に連れていったり、宿題も終わるまで側で対応したりやっています。
ただ、暴言やうまくいかない時は癇癪とお母さんのせい!と大声が出ると、毎回悔しくて涙が出てきます。
もう結構、気持ちが持たず限界です。どうしたらいいでしょうか?
思春期のお子さんと向き合っていると、イライラやストレスが限界に達してしまうことがあります。
そこで今回は、そんなときどう対応していけば良いかをお伝えします。参考にしていただければ幸いです。
暴言は許してはいけない
今回の相談者さんは、お子さんとしっかり向き合っています。おそらく、私の記事を読んでたくさんのことを実践してくださっているのしょう。
ただ、1点勘違いしていることがあります。子どもの言動をすべてを許せばいいというわけではないということです。
愛情バロメータを上げるために、子どもの要求を聞くことは必要です。しかし、暴言は許してはいけないことです。
毅然とした態度で接しないといけません。「そんな言い方するんだったら、もう宿題を手伝わないよ」と、冷静に対応しましょう。
子どもが暴言なしに助けを求めてくるときは、手伝ってあげていいです。しかし、暴言を放っておくとどんどんひどくなってしまいます。許してはいけません。
まずは、ここから始めましょう。
自分タイムを作ろう
子育てのイライラが限界に達してしまう場合、1日が家事、仕事、子育てだけになっていることが多いです。
この場合、気持ちに余裕を持つために自分の時間(通称、自分タイム)を作ることが必要です。
私が提案したいのは2つの「自分タイム」です。まず、月2回1時間以上の自分タイムを設けましょう。趣味のスポーツをするのも良いです。
次に、週に2回は15分以上の自分タイムを設けます。アイスを食べるとか、友達と電話するとか、本を読むとかです。
月単位と週単位で、それぞれ自分タイムを作るようにすると、気持ちが楽になると思います。
話し相手を作ることも大切
誰かに話を聞いてもらうことでも、ストレスが発散できます。子育てのイライラが限界に達してしまう人は、不安の捌け口がないということが多いです。
そこで、なんでも話せる相手を見つけておきましょう。まずは、配偶者や自分の親などの身内です。または、ママ友などの友達でも良いでしょう。
身近な人に話しづらい場合は、市の相談窓口や児童相談所などの第三者機関に頼ります。ただ、専門性に欠ける部分があるので、最後は専門家に頼るのが良いと思います。
私のおすすめは愛川夫妻です。信頼できる専門家なので、愛川夫妻に相談してみるのも良いでしょう。
>>愛川夫妻への相談
本日のまとめ
子どもの要求を聞いても、暴言は許さず毅然とした態度で対応しましょう。また、いつも頑張っているお父さんお母さんには、自分タイムが必要です。
月2回1時間以上、さらに週2回15分以上の自分タイムを設けます。不安や愚痴を誰かに聞いてもらうことも大事です。身内、第三者機関、専門家の順に活用しましょう。
明日ですが、「小学校の勉強についていけない悩みの解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子育てのイライラが限界に達したら?
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