高校卒業後の進路の選び方

高校生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

息子は中学時代不登校でしたが、様々な経緯を経て、現在は通信高校の最終学年です。

集団生活や人付き合いが苦手で、発達障害のグレーゾーンと受け止めて子育てしてきました。

今、プログラマー系での進学を考えていますが、専門学校か公立の高等技術専門学校を選ぶかで悩んでいます。

最終学歴に違いがでるようですが、就職を考えた時にどちらがよいか、何を基準に選べばよいかアドバイスお願いします。

高校卒業後の進路は、人生を左右する大事なターンニングポイントです。では、どのように決めていけば良いのでしょうか。

今回は、専門学校、大学、就職などから進路を選択する流れをお伝えします。お子さんが高校生の場合、参考にしていただければ幸いです。

最終学歴は関係ない

弁護士

10年ほど前までは、最終学歴が優秀な人ほど幸せになれました。しかし、最近は変わってきました。

現在、学歴が必要なのは医者、教師、弁護士など、資格を必要とする職業のみです。それ以外の職業は、実力主義になりつつあります。

たとえば今回の相談者さんのお子さんがなりたいプログラマーは、完全に実力の世界と言って良いでしょう。

そのため、学歴はまったく関係ありません。まずは、「最終学歴」という考え方を抜きにして考えることが大事です。

※もちろんガンホー、ミクシィ、任天堂などの大手企業に入りたい場合は、まだまだ学歴も大切です。

実際に見に行って決めよう

大学

将来プログラマーになることを目指していて、なおかつそこまで大手企業に執着がない場合、学歴ではなく学校の雰囲気で決めるといいです。

そこで、まずは学校を実際に見に行かせましょう。いくつかの学校から資料を取り寄せて、興味がある学校を見に行ってみるのです。

雰囲気やカリキュラム、どんな人が通っているかなどは、学校によってまったく違います。それらすべての要素を踏まえて、子どもが楽しいと思える学校を選ばせましょう。

偏差値が高い学校でも、雰囲気が合わなければ卒業するまで通い続けられないかもしれません。通学に時間がかかりすぎる場合も、大変でしょう。

あとは、お子さんが「この学校なら頑張れる」と思ったところを受けるのがいいと思います。

プログラマーは実力世界

プログラマー

今の時代、プログラマーを目指すのはとても良い選択だと思います。

ただ、プログラミングは、独学でも勉強できるものです。私が親なら、進学してからではなく今から勉強させるでしょう。

たとえばYouTuberのマナブさんのチャンネルは、プログラミングのスキルを無料で公開しています。

>>マナブさんのチャンネル

こういった動画をみれば、ある程度自分で勉強することも可能です。パソコンを買って今から勉強させるのもありでしょう。

本日のまとめ

紙飛行機

医者、教師など資格を必要とする職業以外は、学歴はまったく気にしなくて良いです。また、学校を選ぶときは、実際に見に行って決めるようにしましょう。

雰囲気が合いそうかどうかが重要です。プログラマーは実力世界なので、進学してからではなく今から勉強を始めて、どんどん先へ進ませましょう。

明日ですが、「完全解説!高校受験の勉強方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!高校卒業後の進路の選び方

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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