先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1男の子の母です。子どもが勝手にオンラインゲームで多額の課金をしてしまいました。課金できる状態にしてあった私にも責任があり、すごく落ち込んでいます。
起こってしまったことは仕方ないのですが、どうしても子どもにキツく当たってしまいます。私もうつ気味です。家の中も暗いです。この問題にどんな気持ちで対応すればいいですか?
最近は、「ゲーム課金」がひとつの問題になっています。1,000~2,000円ぐらいであれば、それほど大きな問題にはなりません。
しかし100万円以上などと高額になってくるとかなりの打撃となり、これに悩んでいる家庭も少なくありません。
そこで、こういった問題が起こってしまったときにやるべきこと、未然に防ぐための方法をお伝えします。問題をくり返さないためにも、参考にしていただければ幸いです。
目次
国民生活センターに連絡してみよう
子どもがゲームに高額課金してしまった場合、まずは「国民生活センター」に相談してみましょう。
私は電話したことはないのですが、インターネットで調べるとこれで返金されることがあるようです(状況に寄りますので、確実に返金される保証はできません)。
もしこの記事を読んでいる読者さんで「うちは、この方法で返金してもらったよ」という方がいましたら、教えていただけると助かります。
改めて、メルマガ等で他の方にもシェアしますので。
失敗は成長!くり返さないことが大切
返金されるかどうかはわからないのですが、一つお伝えしたいことがあります。それは、「人は生きていれば必ず失敗をする」ということです。
多額の課金以外でも、子どもが壁や床を傷つけて修理が必要になったり、仕事で事業を立ち上げて失敗したりなど、お金を失う場面って色々なケースがあります。
こういった失敗は、何かの形で必ず起こるものです。そのときには落ち込むのではなく「くり返さないようにする」ことが大切です。
この思考で子育てをしていくこと、子どもは成長できます。
くり返さないために親ができること
そのために必要なことは「ルール作り」です。今回の相談者さんの場合、まずは子どもが勝手に課金できないように設定しましょう。
しかし、こういった強制が効くのは、親が子どもを管理できる中高生までです。それ以降は親の管理から離れ、強制できない状況になります。
そのため、いずれは子ども自身がコントロールできるよう「自律性」を伸ばしていくことが大切です。
たとえば、課金は月に1,000円まで、テストで〇点とったら〇円までは課金できる、などと親子でルールを作り、守る練習をさせましょう。
うつで落ち込む状態を克服する方法
今回の相談者さんは、精神的に参ってしまっています。こんなときは、カウンセラーや精神科の先生など、第三者に話を聞いてもらいましょう。
心のストレスが限界に達しているため、モヤモヤを吐き出すことが必要だからです。
お金を失う失敗は辛いことです。ただ、子どもが命を落とす失敗に比べたら、まだましです。今後は、少しでも失敗を繰り絵さないようにするために、自律性を養っていきましょう。
本日のまとめ
人は、生きていれば必ず失敗をします。高額なゲーム課金をされてしまった場合も落ち込むのではなく、同じことをくり返さないことが大切です。
そのためにはしっかりとルールを作り、愛情バロメータを上げ、子どもの自律性を身につけていきましょう。
明日ですが、「子どもが伸びる親の特徴TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもがゲームに100万課金したら?
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