普段お子さんに、どんな声をかけていますか?実は、絶対にかけてはいけない言葉が5つあります。
今回は、これらを紹介しましょう。間違えて使い続けてしまうと、大変危険です。
子どもの成長に悪影響が出たり、親子関係が悪化したりするため、注意しましょう。
勉強で言ってはいけない言葉
言ってはいけないワードの中でも、つい言ってしまいがちなのが勉強に関するものです。勉強に関するNGワードは3つあります。
1つ目は「なんでこんな問題もできないの?」です。これは、子どもの能力をバカにした言葉であるため、子どもの心が傷つきます。
2つ目は「早く勉強しなさい」です。勉強のやる気がない時に言っても、結局勉強はしません。それどころか、親子関係が悪くなるのでやめましょう。
3つ目は「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は、これぐらいできてたよ」です。誰かと比較する言葉は、条件付けの愛情になってしまいます。
子育てで言ってはいけない言葉
子育てで言ってはいけないNGワードは「あなたのこと、嫌い」です。
どんな状況であっても、子どものことを愛するのが親で。「嫌い」というワードは、使うべきではありません。
子どもが何か悪いことをした場合、「そういうことをしてはいけない」と、行動を否定するようにしましょう。
つい言ってしまったら、すぐに素直に謝ることが大切です。
受験で言ってはいけない言葉
受験で言ってはいけない言葉は「○○高校以外認めない」「医学部でなければ認めない」といった言葉です。
これらは「一定の条件を満たしていないなら、愛さない」と言っているのと同じで、条件付けの愛情になってしまいます。
たとえ受験先の高校の成績があまり良くないとしても、愛情や待遇を変えるようなことをしてはいけません。
どうしても私立に行かせることが難しいなら、「経済的に公立の学費しか払えないから、私立に行くなら奨学金を使ってね」のような言い方にしましょう。
本日のまとめ
「なんでできないの?」「早く勉強しなさい」「誰々はできてたよ」「あなたのことが嫌い」「いい学校に行かないと認めない」という5つの言葉。
これらは、使い続けると子どもを傷つけてしまいます。できる限り、他の言い方に変えましょう。
明後日ですが、「親子関係が良好でも夢が見つからない原因」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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