先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
道山先生のメルマガ楽しみにしております。中2の娘のことで相談です。娘はイヤホンで音楽を聴きながら勉強をすることが習慣になっており、勉強に悪影響があるのではと心配です。
中1の頃の順位は一桁でしたが、今は100番台にまで落ちています。親子関係はそれほど悪くないと思っておりますが、音楽を聴きながらの勉強はよくないのでは、との私からのアドバイスは全く聞き入れてくれません。
歌詞のあるボカロなどで、聴きながら笑ったりもしているので、とても勉強に集中しているとは言えない状態です。
お子さんですが、音楽を聴きながら勉強していないでしょうか?実は、人によって、音楽を聴いていいケースとダメなケースがあります。
そこで今回は、音楽を聴いていい子と聴かないほうがいい子の違いを紹介します。成績に直結すると思いますので、お子さんにも伝えていただければ幸いです。
音楽を聴いても成績が上がる子とは?
最初に結論をお伝えします。音楽を聴きながら勉強してもいい子は「集中力が高い子」です。
というのも集中力が高い子は、音楽を聴きながら勉強していても途中から音楽が聴こえなくなるからです。
私の教え子にも、毎回スタバで勉強していた子がいました。その子は、音楽を聴きながら勉強していましたが、偏差値60の高校に合格しました。
一方、そこまで集中力が高くなく勉強しているのに気持ちは音楽にいってしまう子は、成績が上がりません。
今回の相談者さんのお子さんも、おそらくこのタイプでしょう。つまり、聴かないほうがいいということです。
成績が上がるおすすめ音楽ベスト3
では、どういった音楽を聴くと、より集中力が上がるのでしょうか?
ポイントは「そこまで好きではない曲を聴く」ことです。歌いたくない、歌えない曲だと、意識が音楽に行きにくいからです。
たとえば、歌詞のわからない洋楽はいいでしょう。また、音楽ではありませんが「鳥のさえずりなどの環境音」は超おすすめです。
あくまで勉強するための音楽なので、気が散らないものを選ばせるようにしましょう。
なぜ親の言うことを聞かないのか?
今回の相談者さんは、親の言うことを聞かないと困っております。これは、どうしてでしょうか?
おそらく親子関係が悪いか、やる気が出ていないかのどちらかです。親子関係は、雑談ができるなら問題ありません。まずはこの状態になるまで、愛情バロメータを上げましょう。
やる気で大事なことは「子ども自身が成績を上げたいという気持ちを持っているかどうか」です。もしないなら、動機づけをしてやる気を出させましょう。
動機付けの仕方はいろいろあります。「ごほうび作戦」「アクティブ進路選択」などです。詳しくは「7日間で成績アップ無料講座」を参考にしていただければ幸いです。
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本日のまとめ
集中力が高い子は、音楽を聴きながら勉強しても問題ありません。勉強中、音楽に気を取られてしまう子はやめたほうが良いでしょう。
音楽を聴く場合、洋楽やマイナーな曲、環境音などはおすすめです。勉強するのに気が散らない音楽を選ばせるようにしましょう。
明日ですが、「子どもを伸ばすママ友の作り方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!音楽を聴きながら勉強して集中していいの?
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