先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子供が約束を守りません。自分から「塾に行きたい」と言うので、予約しても「やっぱり疲れたから行かない」と言います。
携帯電話も勉強をするとの約束で買ったのですが、「そんなの知らない」と言って約束を守りません。どういう対応をしたら良いのでしょうか。
今回の相談者さんのように、約束を守れない子どもはたくさんいます。ただこれは、お父さんお母さんが接し方を変えると改善できることが多いです。
そこで今回は、子どもが約束を守らない原因と改善ステップを解説します。お子さんの明るい未来を作るために、参考にしていただければ幸いです。
約束を守らない3つの原因
子どもが約束を守らない原因は、3つあります。1つ目は、親子関係が悪いことです。子どもは、嫌いな親の言うことは聞かないからです。
2つ目は、しつけがうまくいっていないことです。ここがうまくいかないと、子どもは親との約束は破ってもいいと思っています。
3つ目は、気が変わったです。思春期の子どもの気持ちは、ころころ変わります。たとえば今回の相談者の場合、約束をしたときは塾に行こうと思っていたとしても、その気持ちが変わることがあるのです。
信頼できる親子関係を作ろう
では、どうしたら、親との約束を守ってくれるようになるのでしょうか。まずは、信頼できる親子関係を作ることです。
そこで最初に、親が子供との約束を守るようにしましょう。というのも、約束を破る上司との約束って、こちらも守らないですよね。
それと同じです。親が子どもとの約束を守るからこそ、子どもも親との約束を守ります。
次に、できるだけ子どもの要求を聞き、子どもの好きな話に付き合ってあげましょう。というのも、自分の頼みを何も聞いてくれない上司との約束って、守りたくないですよね(笑)
子どもとの関係をよくする方法=他の人との関係をよくする方法です。こういった視点で考えてみると、やるべきことが見えてくると思います。
詳しくは、「思春期の子育て講座(無料)」で解説しているので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
>>思春期の子育て講座(無料)
思春期の子どものしつけ方
思春期の子どものしつけ方で重要なことは3つです。
1つ目は、守れる約束を作ることです。子どもが行きたくないと思ってる塾は、そもそも行けないと思います。守れない約束は最初からしないほうが良いでしょう。
2つ目は、罰則を決めたなら毅然とした対応をすることです。勉強しないなら携帯を取り上げると決めたなら、取り上げないと約束をした意味がなくなります。
3つ目は、小さな約束からやり直すことです。たとえば今回の相談者の方が、いきなり「勉強していないから携帯取り上げ」とすると、子どもは反発します。
すでになあなあになってしまった場合、小さな約束を守らせるところから始めていきましょう。
本日のまとめ
子どもが約束を守らない原因は、親子関係が悪い、しつけができていない、気が変わったの3つです。解決策として、信頼できる親子関係の構築がカギとなります。
しつけで重要なことは、守れる約束を作る、罰則を決めたら毅然とした対応をする、小さな約束からやり直すことです。親も、子どもとの約束を守るようにしましょう。
明日ですが、「発達障害グレーゾーン10個の特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが約束を守らないときは?
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。