先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学2年の子です。本人は、行きたい高校がないから勉強出来ないと言ってスマホばっかり見ています。部屋が別なので勉強しているのか不安になります。
中間テストの2週間前で子供もイライラしているみたいで、どう勉強したらいいか分からないと悩んでいます。
中学2年生は、最も荒れやすい時期です。突然、勉強をやらなくなった子も多いと思います。
そこで本日は、中2の勉強のサポート方法や大事な考え方をお伝えしていきます。正しいサポート法がわかれば、子どもは自ら勉強するようになります。
すると他の子が荒れている中、お子さんだけ成績が上がる可能性も高いです。
現在2年生の子どもがいる場合はもちろん、これから中2になる子がいる場合も参考にしていただければ幸いです。
やってはいけない勉強サポート法
最初に、やってはいけない3つの勉強サポート法をお伝えします。
1つ目は、無理にやらせることです。中2は、最も荒れやすい時期です。親が無理やり勉強をさせると、子どもは反発しどんどんやらなくなります。
2つ目は、無理に教えることです。わからない問題があったとき、無理に教えたところで聞く耳を持ちません。「教えて」と言ってくるまで、何も言わないようにしましょう。
3つ目は、監視することです。子どもが勉強しているかどうか、気になると思います。しかし、監視をすると子どもはストレスがたまり、やる気がなくなります。
まずはやる気を出そう
まずやるべきことは、やる気を引き出すことです。そこで、愛情を的確に子どもに届けていきましょう。
それがエネルギーとなり、勉強のやる気につながったり、親のアドバイスを聞いてくれたりするようになるからです。
好きなご飯をつくる、子どもの嫌がることを言わないなどを意識しましょう。
次に「テストで○点上がったらお小遣いUP!」などのごほうび作戦で、やる気を引き出しましょう。
餌で釣るという感じではなく、やる気を出すためのサポートというニュアンスで提案するのがポイントです。
中2の子育てで大事なこと
中2の子育てのポイントは「頑張って勉強をさせること」ではありません。「いい状態で中3に進学させること」です。
無理やり勉強させようとして、親子関係が悪化したらどうでしょう。3年生になっても親に反発を続け、勉強しないと思います。
これでは、受験はうまくいかないですよね。つまり、成績を上げることよりも、良好な親子関係を作ることを優先しないといけません。
それができれば、中2の子育ては成功です。
本日のまとめ
中2の子どもの勉強は、無理にやらせる、無理に教える、監視する、の3つはやらないようにしましょう。
最も大事なことは、「いい状態で中3に進学させること」です。そのためには、良好な親子関係という土台をしっかりつくりましょう。
明日ですが、「夫のモラハラが酷い悩みの解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!中2の子どもの勉強でやってはいけないこと
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