先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1女子です。テスト前はワークを3回はやり、漢字、英単語は毎日、塾に通い復習もしています。
もちろん、道山先生の教えているやり方です。毎日2時間の勉強をやっています。前回のテストでは合計46点UP。
しかし、今回のテストでは平均点くらい。元に戻ってしまいました。何を変えれば成績が上がるのか悩んでいます。
私が教えている勉強法を実践した方の中には、5教科合計が100点以上上がったという人がたくさんいます。
成績は上がると嬉しいですが、下がると心配になると思います。せっかく成績が上がっても、もとに戻ってしまうのには原因があります。
そこで本日は、上がった成績が下がった時の挽回方法まとめました。
今回の内容を理解していただければ、次のテストでは再び点数をアップさせることができると思うので、参考にしていただければ幸いです。
成績は波をうつように上がる
最初に大事なことをお伝えします。成績は、右肩上がりで上がり続けるということは100%ありません。
私はこれまでに、1万組以上の親子をサポートしてきましたが、常に成績が上がり続ける子は一人もいませんでした。
成績というのは、波を打つように上がったり下がったりしていくのが普通です。
今回のテストで50点上がり、次のテストで下がったとしても、下がったのが50点以下なら心配いりません。
上がって下がってを繰り返しながら、だんだん上がっていくので、一度下がったからといって気にしないようにしましょう。
短い期間でみるのではなく、1年くらいのスパンで成績がどれだけ上がったか見ることが重要です。
下がってしまったときにチェックすること
もし、上がった成績が下がってしまったら、3つの原因が考えられます。
やる気が出ていなかった、勉強量が減ってしまった、勉強方法が自己流になってしまったの3つです。
前回のテストと今回のテストで、お子さんの勉強に対する姿勢はどうだったか考えてみてください。
やる気が下がっていたなら、しっかりと動機付けをする。勉強量が減っているなら、計画を見直す。
勉強方法が自己流になっていたなら、もう一度道山流学習法をチェックすることが必要です。
原因がわかれば対策は簡単です。うまくできていなかった点を改善して、次回のテストに向けて取り組みましょう。
なお、もう少し細かい改善手順は、私が無料で配信している「7日間で成績アップ無料講座」で解説しています。
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下がったときは、学習過程を褒める
上記の3つの原因にあてはまらないのに、成績が下がってしまうこともあります。たまたまケアレスミスが多かったり、周りの子の方がんばっていたときなどです。
そうなると、しっかり勉強しても点数が下がってしまうか、現状維持になります。こんなときお父様お母様にしてほしいのは、学習過程を褒めることです。
「勉強時間も増えてるし、最近がんばってるから今度のテストはきっと大丈夫だよ」と言ってあげましょう。そうすればる、本人のやる気UPにつながります。
がんばって勉強したのに成果が出ないと、子どもは落ち込むので、そういうときこそ心のケアをしてあげることが大事です。
本日のまとめ
一度、成績が上がっても、次のテストでまた下がってしまうことはよくあります。成績は波を打つように上がったり下がったりするからです。
テストの点数が下がってしまった場合、やる気が出ていなかった、勉強量が減った、やり方が自己流だったという3つの原因が考えられます。
前回のテストと比べてどうだったか考えてみましょう。原因がわかれば対策できるので、次回のテストではそこを改善して再び点数アップを目指しましょう。
3つの原因にあてはまらないのに下がってしまったときは、学習過程を褒めて本人のやる気アップと心のケアに努めていただきたいと思います。
明日ですが、「塾を辞めたら5教科合計51点UPした成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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