先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
小5息子ですが、朝なかなか起きられず、何とか起こそうとするとキレて暴言を吐く始末。結局朝ごはんもたべずにギリギリに家を出ます。
何とか普通に起きてほしいですし、せめて起こしたときにキレないで欲しいところです。どのような対策があるでしょうか?
朝起こすだけでキレられる、毎朝こんな状態は辛いですよね。子どものために起こしているのに暴言を言われると、こちらまでイライラすると思います。
そこで本日は、このようになる原因と、朝気持ちよく子どもを送り出すための方法をお伝えしていきます。
この考え方がわかれば、朝起こすときだけでなく、子育て全般が楽になると思います。もしも子育てで悩んでいる場合、参考にしていただければ幸いです。
なぜ朝起きる必要があるか?
そもそも、なぜ朝起きる必要があるのか考えてみましょう。1つ目は、遅刻せずに学校に行くためです。遅刻が続くと生活リズムが崩れます。高校受験に響くでしょう。
2つ目は、朝食を摂るためです。ギリギリの時間に起きると、朝食の時間がありません。栄養を補給して活動的に過ごすためには、早く起きる必要があります。
ただしこれは「食べないよりは食べた方がいい」というだけであって、必須ではありません。このことが理解できていると、すぐに解決できるはずです。
遅刻していないなら問題なし
この相談者さんの場合、お子さんに問題はありません。ギリギリだとしても、なんとか起きて学校に間に合っているからです。
しかし無理に朝ごはんを食べさせようと起こしているために、子どもがキレています。これが続くと過干渉となり、親子関係が悪化してしまいます。
もし子どもが「朝食はいらないからギリギリまで寝ていたい」と言うのであれば、子どもの意思を優先しましょう。
健康面が気になるのであれば、果物やジュースなどの手軽に摂れるもの、子どもの好きなご飯を用意しておくのもおすすめです。まずは、子どもに聞いてみるといいでしょう。
子どもが朝起きられなくなる理由
今回の相談者の方の場合、ここを正せばすぐに解決できるでしょう。しかし、子どもが朝起きられない根本的な原因が潜んでいることもあります。
一番多いのは、心のストレスが解消していないことです。そこで、話を聞く、学校でトラブルが起きているなら解決するなども必要です。
夜遅くまでゲームをしていて起きられないなら、しっかりとルールを決めることも大切でしょう。
本日のまとめ
朝子どもを起こすとイライラしていても、きちんと学校に行っているなら問題ありません。まずは、しっかりと登校していることを認め、過干渉にならないようにしましょう。
嫌がることをやり続けると、親子関係が崩れてしまいます。朝ごはんを食べる時間がない場合、果物やジュースなどの手軽に摂れるものを用意してもいいでしょう。
明後日ですが、「高校の勉強が難しくてついていけない時は?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!朝起きられない子に親ができること
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。