先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の娘が女性担任教師を嫌っています。三者面談にも娘は来ず、先生からは「これでは高校に提出する書類を書かないからね!」と怒られました。
席替えした時の班のメンバーが気に入らなかったようで、授業中に班メンバーと話し合う際にも殆ど参加していないようです。
このままでは授業態度などもどうなるか心配です。
子どもが学校生活を送る上で、担任の先生の存在って大きいですよね。そこがうまくいかないと、親としてどのように対応すればいいか迷ってしまうでしょう。
今回は色々なパターンを考え、担任の先生を嫌ったわが子に親は何をすべきかをお伝えします。親の対応によって、子どもは充実した学校生活が送れるようになるでしょう。
まずは細かい状況を聞こう
まずは、子どもから細かい状況を聞くことが大切です。状況によって、対応が変わってくるからです。
席替えが気に入らないとありますが、毎回すべての子どもが納得する席にするのは不可能です。
それで文句を言うのは、子どもが考え方を直していかないといけないでしょう。
もしくは、先生を嫌う特別な理由があるのかもしれません。ここを親が、きちんと聞いてあげることが必要です。
別の理由があるなら先生に相談
たとえば、意図的に嫌な席替えをされたり、理不尽な叱り方をされたりして、先生に反発心を持っているケースも考えられます。
この場合は、子どもが信頼できる先生に親子で相談にいきましょう。その上で、担任の先生を含めて話し合いの場を設けることが大切です。
先生には先生の言い分、子どもには子どもの言い分があるからです。第三者を入れて、早急に進めていくことが解決につながります。
ただわがままを言っているだけの場合
ただのわがままで文句を言っている場合は、悪いのは本人です。親が話をして、理解させるしかないでしょう。
ここで大切なのは、親子関係を良好にした上で、3つのステップで進めることです。
はじめに、気持ちの吐き出しです。頭から「それはあなたのわがまま」と言うのではなく、最初は「それはつらいね」と子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。
次に、現実を伝えることが大切です。「学校はみんながいる場所だから、すべて自分の思い通りにならないよ」と事実を伝えましょう。
最後に、納得できるまでくり返し伝えましょう。子ども本人も、心では理解しているはずです。時間をかけて見守ってあげることが、大切です。
本日のまとめ
担任の先生や学校での不満を子どもが抱えている場合、子どもの気持ちをしっかりと聞いてあげましょう。
そして共感し、必要であれば話し合いの場を設けたり、子ども本人に現実を伝えたりすることが大切です。
明日ですが、「関わってはいけない悪い友達TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!学校の先生を嫌う子どもに親ができること
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