先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高3の息子のことですが、普通科ですが進学クラスではなく、模試もないので有名私立大学に行き商社に入りたいと言ってます。
友達は、ほぼ専門学校を希望してます。本人の実力を分かってもらうにはどうしたらよろしいでしょうか?
子どもには、できるだけ希望の進路に進んでほしいと思いますよね。進路のことで子どもが悩んでいたら、親としてどんなサポートをしてあげるのが良いのでしょうか。
今回は、子どもが進路に悩んでいるときのサポート法を解説します。今回の内容を理解していただければ、お子さんが自信を持って自分の道を選べるようになります。
高校卒業後の人生も楽しくなると思うので、参考にしていただければ幸いです。
結論!子どもの才能は無限大
今回の相談者さんは「本人の実力をわかってもらいたい」と思われています。ただ、この考え方はよくないです。
というのも、今の時点では実力はわからないからです。これから一気に偏差値が上がる可能性も十分あります。
また、進路を決めるとき友達に流されてはいけません。夢も生き方も違って当然です。
周りが専門学校を希望しているからと言って、夢を諦めさせないようにしましょう。
商社に入りたい理由を考えさせよう
お子さんが「商社に入りたい」と言った場合、まずはその理由を考えさせてみましょう。たとえば、
- 商品を輸入して販売したい
- 食料やエネルギーに関わる仕事につきたい
- 都市開発したい
- 合コンでモテるから
- 友達が目指しているから
- 親が務めていたから
いろいろな進路を提案しよう
たとえば、商品を輸入販売したいという理由なら、三菱商事や伊藤忠商事などの大企業を目指す必要はありません。
小さな商社や個人輸入でも、可能だからです。その場合、頑張って勉強して有名私立大学を目指す必要はないのかもしれません。
一方、「都市開発をしたい」という理由なら、大企業を目指さないといけません。
ただこの場合も、慶応、早稲田、東大などから新卒で入る方法だけではなく、他の会社で活躍してから転職で入るという方法もあります。
大手商社の採用案内や採用基準などで、調べてみることが大切です。
最初からあきらめるのではなく、まずはなぜその道に進みたいのか。そして、どういうルートを歩めばいいのか。を子どもと一緒に考えましょう。
本日のまとめ
子どもが進路に悩んでいるときは、「実力をわからせてあきらめさせる」のはダメです。「夢を叶えられる進路を一緒に見つける」ようにしましょう。
子どもがやりたいことを見つけたら、なぜそれをやりたいと思ったのか考えさせます。この流れが、大切です。
明後日ですが、「中3なのにやる気がない子のサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!高校生の子どもが進路に悩んでいたら?
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