子どもが激しい反抗期になると、親として悩むと思います。しかし、反抗期がない子もいます。
ほとんどの方は、「ないほうがラッキー」と思うかもしれません。しかし、反抗期がないと危険なケースもあります。
そこで今回は、反抗期が起こるメカニズムと反抗期の重要性を解説します。反抗期がひどい子への適切な対処法もわかると思うので、参考にしていただければ幸いです。
反抗期が起こる基本メカニズム
子どもは生まれてから、基本的に親の言うことを聞いて成長します。ただ、親の価値観と子どもの価値観が一緒のことは少ないです。
そのため、ある時期になると親の意見に反発するようになります。たとえば親が「高校は工業科に行った方がいい」とアドバイスしても、子どもは「普通科の方がいい」と反発するのです。
お互いの考えが違うことで、両者がぶつかる。これが、反抗期の基本的な構造です。
反抗期がない2つの理由
反抗期がない子もいます。この場合、考えられる理由は、2つです。1つ目は、正しい子育てができているからです。
先ほど、「反抗期は、お互いの意見が違うからぶつかる」と書きました。つまり、親の意見を主張しすぎず、子どもの意見を尊重すれば、ぶつかることはありません。
この場合、反抗期がない、あっても小さいように感じるのです。2つ目は、本音が言えない関係だからです。意見を言うと親に反発されることがわかっている子は、親に何も言いません。
言っても無駄だと思うからです。ただこの場合、どこかで子どものイライラが爆発します。かなり危険な状態です。まずは愛情バロメータを上げ、子どもとの会話を増やしましょう。
そのうえで、次に説明する3つを意識してみてください。
反抗期の子どもへの向き合い方3箇条
そこで、反抗期の子どもと向き合うときに押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
1つ目は、反抗期を楽しむ思考です。子どもが親に反抗するのは、成長している証です。そこで、どう反発してくるか楽しんで待ちましょう。
2つ目は、失敗=成長という思考です。仮に子どもの意見が間違っていたとしても、無理に親の意見を押し通す必要はありません。命にかかわらない失敗なら、あえてさせましょう。
3つ目は、チーム思考です。子どもが自分の考えを理解してくれないイライラや悩みは、誰かに聞いてもらいましょう。夫や妻、ママ友やカウンセラーなどに話を聞いてもらうとすっきりします。
本日のまとめ
反抗期がないのは、正しい子育てができているか、本音が言えないかのどちらかです。前者なら問題ありません。後者だといつ爆発するかわからないので危険な状態です。
反抗期を楽しむ思考、失敗=成長思考、チーム思考の3箇条を押さえて、お子さんに訪れた反抗期を乗り越えましょう。
明日ですが、「高校生の子どもが進路に悩んでいたら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!反抗期がない子は将来危険?
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