先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
息子中3です。進路は本人が一番行きたい高校を目指していて勉強を頑張ると口では言うのですが、点数的に手が届きそうな学校の為、ダラダラした態度でいまいち真剣にテストに取り組んでいません。
テストの大切さを伝えてるのですが、本人には響かず手を抜いた様な緊迫感の無い勉強態度でとても心配してます。どうすればいいでしょうか?
受験生であるにも関わらず、子どもが勉強を必死に頑張っていないと、不安になってしまいますよね。では、なぜ勉強を頑張ることができないのでしょうか?
そこで本日は、受験前でも勉強を頑張れない理由、真剣に勉強できるようになるサポート法をお伝えします。ここを理解しておくと、やるべきことがわかります。
その結果、子どもは自然と勉強を頑張ることができるようになり、高校受験の合格率もぐっと上がるでしょう。
必死になれる子となれない子の違い
勉強に必死になれる子となれない子、大きく3つの面で差があります。
1つ目は、真剣度です。「絶対に受かりたい」という気持ちがあれば、必死に勉強ができます。
しかし「第2志望でもいいや」という気持ちだと、真剣に勉強を頑張ることができません。
2つ目は、合格率です。頑張ったら合格できそうかどうかで、必死に勉強できるかが変わります。
レベルが高すぎて勉強しても無理という場合や、勉強しなくても余裕で受かる場合には、あまりやる気は出ないでしょう。
3つ目は、環境面です。環境が整っていないと、勉強に力は入りません。たとえば友達関係でトラブルがある場合、勉強どころではありません。
子どもを真剣にさせるステップ
では、必死に勉強できる子にするにはどうすればいいのでしょうか?まずはじめに、心の底から行きたい高校(アクティブ進路)を探しましょう。
子どもが行きたい学校の条件を書き出し、該当する高校すべてに見学に行くことで志望校を見つけることができます。
見つかった志望校が、すでに合格できそうでやる気が出ない場合、無理に勉強させる必要はないでしょう。
今まで勉強を頑張ってきたからこそ、余裕があるからです。その貯金を使って、楽に志望校に受かることもひとつの手です。
勉強できる環境を整えよう
継続して勉強に取り組ませるには、勉強環境を整えることも大切です。学校でのトラブルがあれば、先生と連携して早急に解決しましょう。
勉強の仕方がわからなかったり、解説を見てもわからない問題があったりするときは、第三者がサポートしましょう。
絶対に入りたいという志望校があり、勉強のやる気を継続することができれば、受験まで必死に勉強を頑張ることができるはずです。
本日のまとめ
勉強に必死になれる子となれない子は、真剣度、合格率、環境面に差があります。必死に勉強させるには、まずは心の底から行きたい高校(アクティブ進路)を探しましょう。
絶対に入りたい高校があれば、必死に勉強できるはずです。学校でのトラブルを解決したり、わからない問題を教えたりするなど、勉強環境を整えることも大切です。
明後日ですが、「英語の長文読解力を高める方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強で必死になれない子3つの特徴
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。