先生ごとに不登校の子どもへの対応が違うときは?

主婦

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

我が家には4人の子がいるのですが、中3と中1の子が2学期から不登校になりました。

先日、三者面談があり、中3の方の担任は「ゆっくり休んでエネルギーが貯まってから再登校させましょう」と言い、

中1の方の担任には「週1でも1日1時間でも登校させた方がいい」と言います。担任の対応が違うのですが、どうしたら良いですか?

先生によって対応が異なったり、先生の対応法に違和感を感じたりすることってありませんか?

そこで本日は、不登校解決に向けて親としてどのように行動すべきかをお伝えしていきます。

親の向き合い方次第で、子どもがスムーズに学校へ行けるかどうかが決まります。現在は学校に行けていても、兄弟がいる方の場合、参考になると思います。

学校の先生は、不登校の専門家ではない

先生

はじめに、2つの大前提をお伝えします。1つ目は、学校の先生は不登校の専門家ではないということです。

私自身も新米教師の頃は、不登校の原因や解決策がわからず、間違った対応をしてしまったこともありました。

学校の先生と連携することは大切です。ただし全て任せるのではなく、親が主導で対応していくという意識を持ちましょう。

2つ目は、一人ひとり状況が異なるということです。ただサボりたいだけの子は、頑張らせても問題ありません。学校に行くエネルギーがあるからです。

一方、心や体が疲れている子は、休ませた方がいいでしょう。無理に頑張らせても、長期的な不登校になるだけだからです。

たとえ兄弟だとしても状況は違うため、対応をわけて考えることが大切です。

まずは愛情バロメータをチェック

愛情

親の愛情がしっかり子どもに届くと、愛情バロメータが上がります。これは、行動するためのエネルギーとなります。

まずは愛情バロメータがどのぐらいかを、チェックしましょう。子どもから親に話しかけてくるなら、愛情バロメータは高いと考えてOKです。

この場合、行くエネルギーがあります。学校でトラブルが起きていない限り、頑張って登校させることができるでしょう。

一方、愛情バロメータが低い場合は、無理に行かせない方がいいです。行動するためのエネルギーが、足りていないからです。

まずは愛情バロメータを上げて、エネルギーをつけることからはじめましょう。

「お兄ちゃんだけずるい」と言ったら?

親子会話

愛情バロメータの違いから、兄だけ学校を休ませたとしましょう。

すると弟から「お兄ちゃんだけずるい」と言ってくるかもしれません。このときは、気持ちに共感しエールを送りましょう。

「たまにはサボリたいよね」「でも、大丈夫。明日行けばお休みだよ」と背中を押してあげるのです。

さらに、「毎日学校に行って、頑張っているね」と認めてあげましょう。親子関係も悪くならず、不登校を改善していくことができるはずです。

本日のまとめ

不登校

学校の先生は、不登校の専門家ではありません。連携することは必要ですが、親が主導で不登校を改善するという意識を持ちましょう。

また、一人ひとり状況は異なります。愛情バロメータが高ければ背中を押して頑張らせる、低ければ休ませてエネルギーをつける。

このような対応をして、不登校を解決していきましょう。

明日ですが、『子どもが「高校に行かない」と言う2つの理由』というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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