先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
うちの子は、中学の時から将来医者になりたいという気持ちが強いのです。
しかし、現実の自分の成績と実力と夢との差を本人が埋められず、勉強したり、しなかったりを繰り返しています。
私も気持ちの上下の繰り返しにやる気を試すような言葉を吐いてしまいます。どうすればいいでしょうか?
今回の相談者さんのように、夢があるのに努力できない子は少なくありません。一体なぜでしょうか?
本日は、努力できない理由と親としてどのようにサポートしていけばいいのか、お伝えします。
医者は、ハードルが高い職業のひとつです。ただ、叶えられない夢ではありません。
お子さん自ら夢に向かって勉強できるようになれば、叶えられる確率はグッと上がるはずです。
努力できる子とできない子の違い
夢に向かって努力できる子とできない子、この違いは一体なんでしょうか?
1つ目は、成功のイメージができるかどうかです。今回の場合、勉強すると、医学部に入って医者になることができる。
その結果、たくさんの命を救うことで感謝され、高い給料ももらえる。それが自分の幸せにつながる。
ここまでイメージができて、はじめて辛い勉強を乗り越えることができます。このイメージができていないと、辛い勉強を乗り越えることができません。
2つ目は、やり抜く力があるかどうかです。最後までやり通すことができる力がなければ、どれだけイメージできても最後まで頑張ることはできません。
成功をイメージさせる3つの方法
では、どうしたら成功をイメージできるのでしょうか。効果的な方法を3つお伝えします。
1つ目は、上手くいった人と会う機会を作ることです。同じ夢をすでに叶えた人と会うことで、自分もできると思うことができます。
2つ目は、イメージ化して毎日チェックさせることです。今回なら、医者の写真を勉強机に貼り付けておくといいでしょう。
毎日イメージすることで、やる気につながるはずです。3つ目は、成功までの流れを調べることです。今回の場合、医者になるための流れを徹底的に調べさせましょう。
私立大学なら得意教科のみで受けられる、地方の大学なら今の偏差値でも十分目指せる、などの新たな発見が見つかることもあるからです。
その結果、スムーズな流れで夢に近づくことができるでしょう。
やり抜く力の育て方
次に、やり抜く力の育て方を3ステップでお伝えします。はじめに、愛情バロメータを上げましょう。
親の愛情がきちんと届いていれば、子どもは様々なことに挑戦できるようになるからです。
その上で、少し頑張れば達成できるレベルの挑戦をさせましょう。これを実現していくことで、「努力すればできる」と思えるからです。
最後に、挑戦できたら褒めましょう。人は褒められると、自信を持つことができます。さらに上の挑戦をするようになり、やり抜く力も育つからです。
これをくり返し行うことで、夢に向かって自ら努力できる子になるでしょう。
本日のまとめ
夢に向かって努力できる子は、成功のイメージをすることができ、やり抜く力が備わっています。
成功をイメージさせるためには、上手くいった人と会わせる、イメージ化して毎日チェックさせる、成功までの流れを調べさせるの3つを行いましょう。
やり抜く力は、愛情バロメータを上げ、ギリギリの挑戦をさせ、褒める、この3ステップをくり返しましょう。努力ができれば、夢は一気に近づくはずです。
明日ですが、「子どもに伝えたい定期テスト対策法完全版」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!夢があるのに努力できない子のサポート法
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