先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子供の勉強のやる気スイッチが入りません。「勉強しなさい」と言うのを我慢しつつ、ご飯を作って様子を見ていますが、流石に言ってしまいそうです。
自主的にスイッチを入れる為に、親は何をしたら良いでしょうか?
子どもが全然勉強をしていない姿を見ると、つい「勉強しなさい」と言ってしまいますよね。
ただし、言ったところで勉強はしません。さらには親子関係が悪化して、勉強どころではなくなってしまいます。
本日お伝えするステップを行えば、確実にやる気を出すことができます。成績UPや受験の合格にもつながるはずです。
まずは愛情バロメータチェック
はじめに、愛情バロメータをチェックしましょう。これが低いと親子関係が悪くなり、何を言っても勉強させられないからです。
このときのチェックポイントは、
- 子どもがしたい話ができるか
- 子どもがしたくない話ができるか
まずは、子どもの好きなことに興味を持つ、話をしっかり聞く、好きな料理を作るなどをして、良好な親子関係づくりからはじめましょう。
何をしたらやる気が出るかチェック
愛情バロメータが上がり、1、2がクリアできたら、子どもが何をしたらやる気が出るのかチェックしましょう。方法は様々です。
たとえば、心の底から行きたい進路を見つけることで、頑張って勉強しようという気持ちが出てくる子もいれば、
ちょっとしたごほうびを決めることで、ごほうび欲しさから勉強を頑張れる子もいるでしょう。
子ども一人ひとり求めているものは違うため、性格や年齢などを加味して、一緒に考える姿勢が大切です。
「勉強しなさい」を言い続けるとどうなる?
どうしても言ってしまいがちな、「勉強しなさい」という言葉。これを伝えると、一時的には勉強するかもしれません。
しかし年齢が上がれば上がるほど、言われることをウザいと感じます。どんどん、反発するようになるでしょう。
結果系に親子関係も悪くなるため、親の話を聞かなくなります。
ますます勉強しなくなって悪循環となるので、言い続けないようにしましょう。
本日のまとめ
子どもが勉強のやる気を出さないときは、愛情バロメータをチェックしましょう。
子どもがしたい話はもちろん、したくない話までできるようになれば、良好な親子関係が築けていると判断できます。
あとは、何をしたらやる気が出るのかをチェックして、勉強を頑張りたい理由をつくっていきましょう。
明日ですが、「過干渉をやめたら生活リズムが整った事例」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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