先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中高一貫校に通う、中1女子です。先日英語の自己紹介スピーチがあり、泣きながら、一時間だけ遅れて行きたいと言い、その日はそうしました。
次の週は大丈夫でしたが、12月に入り毎日遅刻しています。自分でもわからないけど、朝になったら行きたくなくなるとのこと。
早く解決してあげたく、相談しております。
中高一貫校に限らず、どの学校やどの学年であっても不登校の考え方は同じです。
必ず原因があり、そこを改善することで、子ども自ら「そろそろ学校へ行こうかな」と言うようになるでしょう。
今回は、子どもが学校に行けなくなる原因と改善ステップをまとめました。
お子さんが中高一貫校に通っている場合はもちろん、公立中学校に通っていて行き渋りがある場合にも実践していただけると思います。
学校に行けない2つの原因
子どもが学校に行けなくなるのは、2つの原因があります。1つ目は、愛情バロメータが低いからです。親の愛情がうまく届いていないと、子どもは学校に行くエネルギーがたまりません。
そのため朝起きられなくなったり、ちょっと嫌なことがあるだけで心が折れてしまいます。その結果、不登校となる確率が上がります。
2つ目は、トラブルがあるからです。いくら愛情バロメータが高くても、なにかトラブルを抱えていたら学校に行きたくなくなります。最近多いのが、友達との喧嘩です。
まずはこのどちらか、または両方に原因がないかチェックしてみてください。
愛情バロメータを上げるには?
1つ目の原因を解決するには、子どもにとって居心地のいい家庭をつくることが大切です。たとえば、
- 美味しいご飯を食べられる
- 楽しく家族と会話ができる
家庭が楽しいと、自然と愛情バロメータが上がります。すると、子どもは学校でのトラブルがある場合は、親に話してくれるようになるでしょう。
トラブルを解決するには?
今回の相談者さんの場合、不登校のきっかけは英語のスピーチでした。しかし、これが終わったのに行けないのは、何か他に原因があるかもしれません。
友達関係、部活、先生など、何が原因かを子どもとの会話を通して見つけていきましょう。会話からわからなければ、先生に聞いてみるのもありです。
明確な理由がないなら、愛情バロメータが上がっていなかったり、そもそも学校が合っていなかったりするかもしれません。
後者の場合、子どもと話し合いながら、地元の公立中学に転校することも視野に入れていくといいでしょう。
本日のまとめ
子どもが学校に行けなくなるのは、愛情バロメータが低い、トラブルがある、のどちらかが原因であることが多いです。
子どもにとって居心地のいい家庭をつくることで、学校に行くためのエネルギーを満たすことができます。
それでも行けない場合は、トラブルを抱えているかもしれません。ここを改善することで、不登校は解決できます。
明後日ですが、「学年順位2位を取った成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!中高一貫校の不登校解決法
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