夜寝られない子どもに親がすべきこと

眠れない

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

不登校になりつつある小5の娘は、夜中に寝れないと言います。何か良い方法があったら教えて欲しいです。

不登校の子に限らず、夜寝られない子が増えています。心も身体もつらく、親も心配ですよね。

そこで本日は、寝られない根本的な原因と、親ができることをお伝えしていきます。

夜しっかり寝られるようになれば、朝スッキリ目覚められるようになるでしょう。学校も前向きに考えられるようになるはずです。

考えられる3つの原因

スマホ

夜寝られない原因として考えられるのは、3つあります。1つ目は、ストレスです。

嫌なことや心配ごとがあると、どうしても考えてしまい、寝ようとしても寝られなくなってしまいます。

2つ目は、スマホやゲームです。ブルーライトによって頭が覚醒し、寝付きが悪くなるからです。

3つ目は、体質です。人間は、朝型、昼型、夜型という3タイプにわかれます。夜に活動し、朝昼に寝るほうが体調がいい方もいます。

お子さんがこのタイプだと、夜寝付けないことがあるでしょう。ただし割合としては少ないです。

体質が原因の場合は、睡眠外来などの専門家に相談することをおすすめします。

ストレスの原因は家庭と学校

親子

思春期の子がストレスを感じている場合、家庭か学校のどちらかに原因があります。
  • 親子関係が悪く、家にいるだけで気を遣う
  • 家にいると「勉強しなさい」ばかり言われる
このように家庭に原因がある場合、愛情バロメータを上げて、良好な親子関係をつくることが大切です。

友達関係でもめているなど、学校でトラブルがある場合、まずは先生に相談しましょう。

先生が間に入ることで、スムーズに解決できるようになるからです。

ぐっすり寝られる睡眠ルーティン

夕食

ストレスがないのに寝られない場合、毎日の生活習慣を整えていきましょう。
  • 寝る時間の3時間前までに夕食を摂る
  • 2時間前に入浴をし、1時間前にスマホをやめるようにする
このように規則正しい生活にするのがおすすめです。

それでも寝られない場合、「シャッフル睡眠法」を試してみるのもいいでしょう。

まず、一つの単語を思い浮かべます。例、ぶどう。

次に「ぶ」から始まる単語を、イメージしていきます。例、ブタ、ぶり、ブーメランなど。

すべてイメージ出来たら、次に「ど」から始まる単語をイメージしていきます。おそらく「う」にたどり着く前に、眠くなるはずです。

海外で流行った方法で、最近はひろゆきさんがYouTubeで解説していました。一度試してみてください。

本日のまとめ

愛情

子どもが夜寝られない原因として考えられるのは、ストレス、スマホ、体質です。

思春期の子のストレスは、家庭か学校であることがほとんどです。愛情バロメータを上げ、良好な親子関係をつくるよう意識しましょう。

学校でのストレスは、先生と連携して解決しましょう。寝る前の1時間前には、スマホをやめることも大切です。

明日ですが、「『勉強が楽しい』と言うようになった成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!夜寝られない子どもに親がすべきこと

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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