最近、発達障害グレーゾーンの子が増えています。私もその一人で、小学生のころ授業中に座っていられませんでした。
「うちの子、発達障害かも」と思ったことがある方も多いと思います。そこで本日は、発達障害グレーゾーンのチェック方法と親ができるサポート方法を解説します。
ここが理解できていれば、無駄に子どもとぶつかることがなくなるでしょう。お父さんお母さんも、子育ての負担を減らすことができるはずです。
発達障害簡単チェック法
最初に、簡単にチェックを行います。次の10個の質問のうち、お子さんはいくつ当てはまりますか?
- 授業を最後まで集中して受けられない
- 毎週1回以上忘れ物をする
- 他の子よりもカッとなりやすい
- 効率のいい勉強法をしても成績が上がらない
- 他の子よりもこだわりが強い
- 友達を作るのが苦手
- 計画が崩れるとイライラしてしまう
- 学校のルールを守れないことがある
- 友達との約束を忘れることがある
- 他の子と考え方が違うことが多い
もし当てはまったとしても、悲観的になる必要はありません。私自身も3つ以上当てはまりますが、今こうして問題なく生活できているからです。
ただし、発達障害の特徴を理解し、特徴に合わせて対応するということが大切です。これができると、発達障害も一つの才能に変わります。
まずは特徴を理解しよう
お子さんが発達障害グレーゾーンに該当する場合、まずは特徴を押さえておきましょう。子どもの行動や気持ちを、理解できるようになるからです。
ADHDタイプは、カッとなりやすい、注意力が散漫で忘れ物をしやすいという特徴があります。
アスペルガータイプは、人間関係の構築が苦手、想像力が乏しいという特徴があります。
友達とのトラブルが起こりやすく、予定が変わるとパニックになることも少なくありません。
学習障害タイプは、読み書きだけ、計算だけ、英単語だけなど、どこかの分野が極端に苦手なことが多いです。
それぞれの特徴をおさえて、特徴に合った対応をすることが大切です。
特徴に合わせて対応しよう
ADHDタイプでよくあるミスが、子どもがカッとなっているときに、親も一緒になって叱ってしまうことです。
これでは、事が大きくなるだけです。少し待って落ち着いたタイミングで、「あれはよくなかったよね」と冷静に伝えましょう。
注意力が散漫なのは、仕方のないことです。忘れ物を防ぐよう、親が事前に準備をしてあげるといいでしょう。
アスペルガータイプは、あらかじめ学校の先生と連携をとっておきましょう。先生が間に入ることで、友達関係がうまくいくことが多いからです。
予定の変更はできる限り減らし、万が一変わりそうであれば、事前に伝えておくようにしましょう。
学習障害タイプは、文章を読むのが苦手なら親が読む、文字が苦手ならイラストや写真を使うなど、苦手なところを親が補ってあげましょう。
最も大切なのは良好な親子関係
発達障害グレーゾーンであっても、特徴を理解し、その特徴に合わせて対応することで、問題なく生活することができます。
このとき大切なのは、良好な親子関係です。ここができていれば、症状も軽くなります。日ごろから愛情バロメータを上げることが大切です。
明日ですが、「共働きで子どもに勉強を教えられないときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!発達障害グレーゾーンの子のサポート法
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