なぜ子どもは悩みを話さないのか?

親子

先日こんな相談をいただきました。
※プライバシー保護の関係で、
内容の一部を変更しております。

最近、部活を休みがちです。
理由を聞くとだるいとか、
体が重いなどと言っています。

 

あまりしつこく聞くと嫌がるので、
とりあえずは思ったようにさせています。
息子はおとなしく、
人との関わりが得意ではありません。

 

ストレスがたまると
言ったこともあります。
家に帰ってくるとストレスを
発散するかのようにゲームばかりしています。

 

家での会話は私が話し掛けると
少しは返ってきますが、
子供の方から話す事はあまりありません。

 

部活や学校の事をもっと聞きたいのですが
どうしたらいいのでしょうか。

男の子のお母様から、
「子どもから悩みを相談してこない」
という相談をよく頂きます。

 

男の子は女の子に比べ、
悩みをあまり人に話しません。
ある程度は仕方がないです。

 

ただ親の接し方を変えることで、
多少は改善できます。

子どもが親に話さない原因

愛情
男の子と女の子で差こそあれ、
子どもは本当に困ったら、
親に悩みを相談します。

 

ただそれをしてこないなら、
おそらく日ごろの接し方が悪いです。
次の2つの接し方をしている可能性があります。

子どもの意見や行動を否定する

例えばお子さんが、
「家族でディズニーに行きたい」
と言ったとします。

 

ここであなたが、
「ディズニーは混むしお金もかかる。
もし行くなら八景島シーパラダイスにしよう」
と言ったとします。

 

すると子どもはどう感じるのか?
自分の意見が否定されたと感じます。

 

こういった対応が続くと子どもは、
「お母さんは僕のことを理解してくれない」
と感じるようになるため、
悩みが出てきても相談しなくなります。

愛情バロメータが低い

愛情バロメータが低いと、
子どもは親のことを信用しません。
その結果、悩み相談どころか、
話しかけようとすらしません。

 

部屋に引きこもり、
ひたすらゲームやスマホと
向き合う日々になるわけです。

子どもの話をしっかり聞き愛情バロメータを上げる

親子会話
ではどうしたら、
子どもが悩みを相談してくるように
なるのでしょうか?

 

まずは愛情バロメータを上げることです。
子どもから信頼されることで、
あなたと話をしたいと思うようになります。

 

※愛情バロメータを上げる方法は、
思春期の子育てメール講座で、
解説しています。
>>思春期の子育てメール講座

 

次に子どもから話しかけられたら、
それを頭から否定するのではなく、
まずは聞くようにしましょう。

 

子どもから、
「お母さんはどう思う?」
と意見を求められるまで、
親の意見は一切言わないようにします。

 

ひたすら共感と傾聴を繰り返すのです。

 

この対応をすると、
子どもはあなたと話すのが楽しくなり、
悩み相談をしてくるようになります。

男の子の場合無理に聞き出そうとしない

男の子
今回の相談者のお子さんは男の子です。
男の子は女の子に比べ悩みをあまり
親に打ち明けません。
自分の中で解決するのがだからです。

 

愛情バロメータが高く、
しっかりと話を聞いているのに
お子さんが悩みを打ち明けてこないなら、
無理に聞く必要はありません。

 

その子が自分の力で、
解決しようとしているので、
それを見守ってあげればよいのです。

 

親の助けがないと
解決できない問題が出てきたときは、
相談してくるので大丈夫です。

本日のまとめ

愛情
なぜあなたに
悩みを相談してこないのか?
理由は、

 
  • 愛情バロメータが低い
  • 話の聞き方が悪い
のどちらかです。

 

逆にこれができているのに
悩み相談をしてこないなら、
それはその子の性格です。
それ以上深入りしなくてOKです。

 

あなたの力が必要な時には、
必ず相談してくるので大丈夫です。

 

明日ですが、
「子どもをダメにする父親の特徴」
というお話をします。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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