最近「子どもが学校に行くのは無駄だと言っている」「学校に行く意味を上手く説明できない」という相談をよくいただきます。
私自身、学校に行く意味はかなりあると思っています。そこで本日は「学校に行く意味」について解説します。
お伝えする内容をしっかりと理解していただければ、学校に行く意味をお子さんにきちんと伝えられるようになります。
その結果、お子さんが目的をもって学校に通えるようになると思うので、参考にしていただければと思います。
目次
学校は意味がないという人が増加
そもそもなぜ「学校行く意味がない」と考える人が多いのでしょうか。勉強は自宅でできるから、という理由がほとんどです。
「勉強は、YouTubeや勉強アプリを使えばできる。だから、わざわざ学校へ行く意味はない」というような意見です。
インターネットが発展している現代、こういった意見は今後ますます増えていくでしょう。
では、自宅で勉強ができれば、学校に行く意味はないのでしょうか? 私は、そうではないと思っています。
学校に行く意味は2つある
私は、子どもが学校に行く意味は2つあると思っています。次の2つです。
理由1.信じられる友達ができる
勉強だけで考えれば、確かにインターネットで学べば良いと思います。しかし、ネットで授業を受けていても友達はできませんよね。オンラインゲームなどで友達を作ることもできますが、そういった場でできた友達って、本当に信頼できるのでしょうか。
もし「けがをして病院代がかかるから、1万円貸して欲しい」と言われたら貸そうと思える関係なのでしょうか?
おそらく、そこまで深い関係になることは難しいと思います(もちろん、全員ではないですよ)。
では、学校でできた友達はどうでしょう。高校3年間一緒に過ごした友達だったら、貸しますよね。
ネットとリアルでできる友達は信頼レベルが違います。一生信頼できる友達を作る意味で、学校は行く方がいいと思います。
2.コミュニケーション力が増える
ネットで授業を受ければ、勉強することもできます。しかし、これだけではコミュニケーション力が上がりません。2ちゃんねるやYouTube、オンラインゲームなどで会話をすることはできますが、あくまでも文章のやりとりです。
コミュニケーション力を上げることはできません。一方、学校に行くと嫌でも友達や先生と会話します。その結果、コミュニケーション力が上がるのです。
一生外に出ない覚悟があるならOK
ここまでに、学校に行く重要性を伝えてきましたが、逆の発想もあります。一生家に引きこもる覚悟があるのだったら、無理に学校に行く必要はないということです。
一生家にいるなら、コミュニケーション力は必要ないからです。人と会わなければ、大きな問題も起こらないでしょう。
しかし、ここで考えてほしいのは、一生孤独に部屋の中で生きる人生って、幸せなのでしょうか。これを幸せだと思う方はいいですが、私自身はそんな生活は嫌です。
やはり外に出て様々な人と交流をして信頼関係を作り、そこでやり取りをしたり一緒に楽しむ人生を、私自身は送りたいと思います。
そのため私は、学校に行って信頼できる友達を作ったり、コミュニケーション力を高めたりすることをおすすめします。
本日のまとめ
お父様お母様が学校に行く意味をしっかりと説明してあげることで、子どもは納得して学校に行くことができます。
今の時代、信頼やコミュニケーション力は非常に大事になるので、子どもに聞かれたときに答えられるようにしておきたいですね。
そのためにも、本日の記事を参考にしていただければと思います。
明日ですが、「先生とのトラブルで子どもが話し合いを避ける時」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!なぜ、学校に行かないといけないの?
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